1961年のアカデミー賞作品賞受賞作、「ウエストサイド物語」です
この曲「アメリカ」でしたよね
West Side Story (4/10) Movie CLIP - America (1961) HD - YouTube
いよいよアカデミー賞授賞式が近づき、ワクワクの
2021年アカデミー賞ノミネート作品の「ウエスト・サイド・ストーリー」(スティーブン・スピルバーグ監督)もあります
2つとも、ブロードウェイ・ミュージカルを映画化したものですね
映画「ウエスト・サイド物語」1961年
今年、新作映画「ウエストサイドストーリー」を観たら、
また、昔見た映画「ウエストサイド物語」も観たくてたまらなくなりました
子どもの頃テレビで見たような気がしたのですが、
検索しても1979年版のテレビ番組以前は、出てきません
不思議だけれど、大人になってからテレビで見たのでしょうか???
昔の映画「ウエストサイド物語」の良さ
あらためて観てみると、驚きました
かつて苦手な印象のあったジョージ・チャキリスがとてもよかったです
そして、若き日のナタリー・ウッドはとてもキュート
惹きつけられる魅力ですね
さらに、リタ・モレノ!
新作のほうの老婦人役も、すばらしくよかったけれど、
オリジナルの若き日のリタ・モレノ(アニタ役)の魅力は、歌に、踊りに、存在感にと
本当に素敵でした
やはりアカデミー賞をとるのは、彼女だね!と思いました
そのアニタがドクの店で襲われるシーンは、私個人は、1961年作のほうが心がざわつかずいいと思いました
似たような理由で、ベイビージョンが釘で耳を刺されるシーンも、1961年のほうがサラッとしていて好きです
「ミュージカル」と「普通の映画」に求めるものが、私の場合はちょっと違うのかもしれません
主題がはっきりとした「ミュージカル」としては1961年の方によさがあり、
ディテールと、リアリティのある「映画」としては、新作のほうに良さがあるかなと
そんな印象を私はもちました
時代背景、役者がプエルトリコ人ではなくヨーロッパ人?!
さて、プエルトリカン役の役者たちが、アレレなんですよね
ナタリーウッドはロシア系
ジョージチャキリスはギリシャ系
リタモレノだけがプエルトリコ出身です
うーん、日本人役を全く人種の違う人がやることを想像すると、やはり違和感がありますよね
アメリカ映画によくある、韓国系や中国系のアメリカ人が日本人役をつたない日本語でしているのよりも、さらに違和感があると思います
それだけ、当時の映画界にはダイバーシティがなかったということかもしれませんね
そう考えると、さまざまな人種、民族に、扉が開き始めている現在が嬉しくなります
とここで、
ウクライナの人たちに心を寄せるのと同じように、言論の自由もない、普通のロシアの人たちにも、心を寄せたくなります
差別、暴力、戦争は、もうたくさんです
誰の心にも芽生える「憎しみ」という感情
これを、それぞれが、「共感」に変えていけたらいいのに、と
ありがとうございます
ミュージカルが大好きな時期がありました
ロックテイストのするアンドルー・ロイド・ウェバーの作品が特に好きで、
1961年の「ウエストサイド物語」という大作をすっかり忘れていました
そこへ、スピルバーグの新作「ウエストサイドストーリー」の登場でした
歌と踊り
人種差別と暴力
それを超えるひとりひとりの愛と共感
素晴らしい作品ですよね
90代のリタ・モレノさんに感謝です
ミュージカルはお好きでしたか?
ウエストサイド物語は、いかがでしたか?
今日もいい1日をお過ごしくださいね