RECORD OF THE YEARも、SONG OF THE YEARも、ベット・ミドラーの「Wind Beneath My Wings」
1990年は、これでしたよね
この曲は、1982年に書かれたもので、多くのアーティストがカヴァーしています
メロディーとともに、「歌詞」も人に訴えかける「何か」があるのだと思います
たとえば、映画のようにスターとなった女性と、親友
たとえば、エリザベス女王とその夫
たとえば、アメリカで尊敬されるRBGと、彼女を支えた夫
たとえば、オリンピックのメダリストと、監督やコーチ、家族たち
いろんなケースがあると思います
お互いに、お互いを必要とし、
それぞれがいるから、高みにのぼっていける
それは、とてもよく理解できるのですが、
なぜか、この歌詞が釈然としないんですよね
高みに上ったほうが、それを支えた人に「感謝」する歌だからでしょう
そちらからのサイドでは「日の当たらない私の翼の陰は寒かったでしょうね、という感謝の物語」だけれど、
支えた方のサイドからは「はい、私は日陰の風となって寒かったですが、あなたはおひさまを浴びて暖かく輝いてよかったです、という物語」なのだろうかと、
つい思ってしまいます
先ほどの例でいえば、
エリザベス女王を生涯、支え続けた夫のエディンバラ侯爵フィリップ王配
ルース・ベイダー・ギンズバーグ(RGB)を生涯、支え続けた夫のマーティン・D・ギンズバーグ
輝く妻たちの陰になって、陽が当たらないところで、妻を支え続けた夫たち
彼らが、もし、この曲を聴いたなら、どんな風にかんじるのだろうなあと
思ってしまいます
相手を思い、人知れず、陰でささえる「こころ」は、とても尊いと思いますが、
それを、ふたりだけの「秘密」にはしてほしくない
ふたりの間だけで「分かり合っていればいいんだよ」と、
片方だけが「評価」されることに、
やはり疑問を感じてしまいます
素直じゃないなあ自分、とも思います
けれど、RBGの夫が亡くなり、RBG自身も亡くなった今、
男が「支える人生」も
女が「支える人生」も同じだよと
感じます
もっと、フィリップ公の側からの人生、夫のほうのギンズバーグさんの人生を
知りたいです^^
ALBUM OF THE YEAR
Nick Of Time
アルバム賞のノミネートには、ジョージ(ハリスン)の「The Traveling Wilburys Vol. 1」
もあがっているのに、当時はまったく聴いていませんでした
いったい何を考えて、何をしていたんだろう??
と考えていたら、必死に勉強していた時期だったのだと思い当たりました
大好きなジョージも無視して勉強って、
なかなかいいですね^^
音楽との「距離」も、そのときそのとき、変わっていきますよね
今はまた、音楽が聴けるようになって、とても嬉しいです
ありがとうございます
父がすこし、体調をくずしています
なにせ歳なもので、ちょっと心配です
ベッドの横に、ポータブルトイレと紙パンツを用意してみたら、嫌がられました
まだまだ、元気です^_^
食
運
睡
みなさんの体調は、いかがですか?
今日もいい1日をお過ごしくださいね