あい青子「大好きだった曲」と「手離し服」で幸せを感じる「認知症の予防と介護」

認知症、障害、癌、介護といろいろあっても「幸せな気持ち」になれる「音楽」や「ファッション」や「脳科学」のヒントです 自分自身と家族のために書いていますが、一緒に楽しんでいただけたら、とてもとても嬉しいです

母との思い出「オペラ座の怪人」と「パバロッティ」  

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昨年なくなった母との思い出の「オペラ座の怪人」と「パバロッティ」

私はもともとロックが好きです

小学生の時から一貫してロックが好きでした

母はクラシックやオペラが好きでした

お金がないのでテレビでいつも見ていた姿を覚えています

その母が、私たち家族の住むアメリカにやってきたとき、

母を喜ばせたくてパバロッティの野外コンサートに連れて行きました

母は、それはそれは喜んで、

芝生で聴くパバロッティが、どんなに素敵だったか、亡くなる数日前まで、

定番の話 ( 認知症あるある,ですよね)として語っていました

もうひとつは、ミュージカルです

こちらは、私たち夫婦がハマったミュージカルを、母にも本場で観てほしいと思って連れて行きました

オペラ座の怪人でした

ところが、

私の夫というひとは、いわゆる遅刻魔でして、超危険人物なんですが、

このときもまた、大遅刻になってしまいました

入場できたのが、例のシャンデリアのシーン!だというほどの大遅刻です

。。。。。

娘の夫の遅刻魔ぶりに振り回された体験が十指では足りないくらいの母ですから、

これまた、なくなる1週間ほど前まで「〇さんが遅刻して、あの時は本当に困ったわねえ」という話をくり返していました 汗

 

認知症が長かった母は、娘の私や、孫たちと暮らすようになり、

そのことを、

〇さんのおかげ、〇さんのおかげで、と、

それこそ毎日のように私の夫に「感謝」していました

 

その一方で、〇さんの遅刻のせいで、どんなに自分がひどい目にあったか、

という「凄い体験談」も、いつもしていました

 

そして、〇さん本人の前では、

誰だか分かっていなさそうで、時に、詐欺師?と勘違いしていたりして

孫たちを笑わせていました

 

母と行った「オペラ座の怪人」も

母と行った「パバロッティ」も

こうして書いているだけで涙が出るほど、母との思い出です

 

失敗談というのも、

後日談としては、最高に楽しめますよね

ありがとうございます

ミュージカルは、ほとんど「夫」との思い出ですが、

「オペラ座の怪人」だけは、母との思い出、

「キャッツ」「ウィキッド」だけは、子供たちとの思い出です

思い出というものは、古くても鮮明なものですね

            食

            運

            睡

皆様は、ミュージカルが、お好きだったでしょうか?

そして、

お母様との失敗談の思い出も、おありでしょうか?

今日もいい1日をお過ごしくださいね