「めぐりあう時間たち」(ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープの競演)
ヴァージニア・ウルフの作品「ダロウェイ夫人」をベースに、不思議な時空間を描く映画でした
女優3人が演じる女たちが、それぞれに苦しく哀しく、
若い元気な時だったら楽しめたはずですが、
今は、重く感じるのは、自分の人生だけでめいっぱいだからかもしれません
「心の病」という、昔はタブーだったことが、現在は普通のこととして描かれる
「女同士の愛」という、これも昔はタブーだった事が、現在はそれもアリとして描かれる
アカデミー賞というものを軸にして、
こうして、逆順に映画を振り返っていくと、様々な映画を観ていたことを思い出し興味深いです
ミュージカル「シカゴ」( レニー・ゼルウィガーとキャサリン・ゼダ=ジョーンズの魅力)
さて、楽しい方の映画は、
アカデミー作品賞、助演女優賞を受賞したミュージカルの「シカゴ」
ご覧になりましたか?
ミュージカルは、好き嫌いがハッキリと分かれる分野ですよね
私も意識上は、ミュージカルは苦手なほうなのですが、
いったん観ると、ひきこまれてしまい、結局夢中になります
この「シカゴ」もそうでした
最初は、見ておこうかな、くらいの気持ち
ところが、あらあら、もうその世界にどっぷりですよね
レニー・ゼルウィガー
アカデミー賞は、ノミネートに終わりましたが、ゴールデングローブ賞の方で、主演女優賞をとりましたね
私にとっては、美人なのか何なのか、よくわからない女優さんです
「ブリジット・ジョーンズの日記」では体重を増やしての体当たり
魅力的に見えない魅力?というか、
昔のブリッコなんだか、わけがわからないのに引き寄せられる魅力ですよね
キャサリン・ゼダ=ジョーンズ
対するキャサリン・ゼダ=ジョーンズは、わかりやすい圧倒的な美ですね
これぞ女優
これぞスター
アカデミー助演女優賞を獲得しています
レニーが日本人にとっても、馴染みやすい庶民的な顔とスタイルだとすると、
キャサリンは、威圧するような顔とスタイル
とても、対照的なふたりです
でも、キャサリンは「ターミナル」でのトムハンクスとの役のような、普通の魅力もいいですよね
クィーン・ラティファの『When You're Good to Mama 』
これがまた、いいですよね
このあたりで、もうミュージカルのとりこです
圧倒的にうまい!
ありがとうございます
リチャード・ギアの弁護士役も、チャーミング
でも、噂のトラボルタがやっていたなら、そちらの方がさらに魅力的だったかも^_^
そんな想像までして楽しむアメリカのミュージカルの魅力
スターの層の厚さ、抜群のスタイルと、歌唱力と、セクシーなダンスで、
これでもか!とねじふせるような魅力がたまりませんね「シカゴ」
アメリカの肉食系はお好きですか?
日本の草食系が落ち着きますか?
今日もいい1日をお過ごしくださいね