2017年のアカデミー賞「脚色賞」を受賞した映画「君の名前で僕を呼んで」です
作品賞もノミネートされましたが、受賞作は「シェイプオブウォーター」でした
君の名前で僕を呼んで
なんと、みずみずしく、美しく、センシュアルな映画でしょうか
どこかで見た夏の光景
鳥のさえずり
木々の豊かさ
川や湖に入る楽しみ
午後の屋外のカフェ
ショーツで過ごす暑い日々
フルーツの香り
シーツの手触り
外で食べる夕食
音楽とダンス
ひとときの読書
ついていけない大人の会話
好きになること
好きになられること
傷つけること
傷つけられること
正直であること
嘘をついて生きなければならないこと
友情
愛情
欲情
親の愛
すべてが、風ではこばれる空気の匂いとともに、そこにありました
冬の別荘
もう、同じ場所とも思えない、時の流れ
1980年代に同性愛として生きることの難しさ
ギリシアの昔から、普通に存在した同性愛の歴史
とてもフレッシュな映画でした
映像から、太陽の光が、風が、香りが、あふれ出てくるような、
とても感覚的に優れた作品だと感じました
映画って、いいですよね
レディ・バード
こちらは、アカデミー賞5部門にもノミネートされましたが、受賞には至りませんでした
残念です
私にとっては、大好きな作品です
青春も、めちゃくちゃだけれど、いいですよね
家族も、面倒だけれど、いいですよね
それぞれ背負っているものの違い
貧富の差
性の対象の差
うつだとか病気の差
性格の差
家族関係の差
地域の差
それは、辛いことは、それぞれ、ひとには言わないことが多いけれど、
生きることは、誰にとっても苦しいことでもあって、
それでも生きてるってことは、それだけで素敵なことで、
周りの人に「その喜び」を「その感謝」を伝えたいよね、と思う映画です
めんどくさい人たちは、温かい人たちでもあることに気づく瞬間が、ありますよね
高校生活
卒業前のプロムのデート
高校卒業と別れ
大学の不合格通知の薄さと、合格通知の厚さと重さ
大学を親から離れた場所にする喜びと不安
親元を離れる飛行機の上の喜び
子供を送り出したあと、親として、胸を掻きむしるような寂しさ
困ったお金を嘘をついて母に出してもらった罪悪感
きっと、その意味がわかっていたはずという感謝
母が死ぬまで娘だからこそ言えなかったこと
お母さんへのありがとうの気持ち
なんて、いい映画なんだろうと、
その度、忘れていたのに、
観る度、あたたかい気持ちがあふれます
親子も、いつか心が通いあうと、これ以上ない幸せですよね
何度も観たくなる青春映画です
ティモシー・シャラメ
今回の映画は、両方とも、家族を大切にしたくなる映画です
偶然ですが、
「君の名前で僕を呼んで」の少年も、
「レディ・バード」のロックバンドの少年も、
同じティモシー・シャラメが演じていました
演技でそう見えるだけなのか、実際そうなのか、短い期間に随分とステキに成長したように見えました
このティモシー・シャラメが、今年のアカデミー賞で、各賞をたくさんとった『DUNE/デューン 砂の惑星』の主役をしています
レッドカーペット上の姿もイケてました
これは、みなくちゃ!ですよね
2022。04.04更新
https://www.crank-in.net/news/102230
知りませんでした
ティモシー・シャラメは「おしゃれ番長」だったんですね
ロックテイストがかなり素敵です
注目です^^
ありがとうございます
映画っていいですよね
母への思い、子供たちへの思いが、あふれます
もちろん、父にも夫にも感謝の気持ちでいっぱいです
皆さんは、どんな映画がお好みですか?
今日もいい1日をお過ごしくださいね