オール・ザ・キングスメン
政治の裏側の今昔
ハリスとトランプがたたかうアメリカ大統領選の終盤
この映画を配信で見ました
時代は変わっても
人間というものは変わらないのかもしれませんね
人種問題
映画に出てくる人が白人ばかり?
公民権運動はいつ?
トランプ対ハリスのたたかいも「白人と有色人種」の分裂でもありました
白人はアメリカにおける人口構成の6割?
本音の本音のところで「許しがたい」気持ちがあるのかもしれません
隠れトランプの多さを知りました
貧しい人たちと既得権を持つ裕福な人たち
これもまた
トランプとハリスのたたかいの核心でしたよね
表面上は「トランプ支持」を言わない富裕層の人たちのなかでの
誰にも言わないけれど「トランプにいれる」人たちの多さは尋常ではないものがあったはずです
誰しも自分が可愛い
自分のお金を失いたくない
そこですよね
お金を使って世界を動かせるひと握りの人たち
無力だけれど圧倒的多数の貧しいひとたち
そのめぐまれない多数派の人々が
なぜトランプに投票するのかという事態が
今回の選挙の
複雑さそのものですよね
え?!
男と女
この映画の時代から見たならば
男女差別はだいぶ「まし」になっているのかもしれません
それでも
アメリカの男性の半数がカマラ(ハリス)に大統領になってほしくないと積極的におもっていたという統計には納得するものがあります
だからこそ
オバマ夫人のミシェルは
「自分が誰に投票するかは誰にも言わなくていいのよ」と
全女性にむけて語ったのだと思います
親子であれ
夫婦であれ
パートナーであれ
友人であれ
それぞれの「心の中で望むもの」は大きく異なりますよね
人工中絶
望まない妊娠には男女双方に責任があります
なのに
体を命を犠牲にするのは女だけです
人口中絶が違法に戻ったならば
どれだけの女性たちが命を落とすことになるでしょう
選挙の投票は
「本当の気持ち」をあらわせる場でなければ意味がないと思います
そういう意味では
男女間の「溝」も浮き彫りにしたのが
今回の選挙だったのでしょう
ありがとうございます
民主主義という
物が言える
命をかけずに自分の意見を言える国に生まれた幸運
選挙で投票できる国に生まれた幸運
それを無駄にはしたくないです
「自分が何を求めているのか」は本当にひとそれぞれ
正解、誤りがあるのではなく
そのひとそのひとに「困っている切迫したこと」はあるからですよね
それを
誰にも打ち明けることなく「投票」出来る自由
それを投げ捨てるのは
あまりに勿体ないことですよね
政治がいかに信用できなくても
選挙に行かないという選択は
その「信用できないもの」に利することかもしれません
だから
無力な1票かもしれないけれど
集まれば大きな1票になるのだと信じて
投票に行くことがたいせつなのだと
また熱く思いました
富裕層と労働者層
白人と有色人種
男と女
差別はもうたくさんです
もしもトランプがそのチカラを発揮するのならば
プーチンを説得し
戦争へのアメリカからの圧倒的な量の武器の供給をやめ
ノーベル平和賞を狙うくらいの
そういう方向のポピュリズムで走ってほしいです
今なにがおこっているのか
何十年
何百年後にならないと
整理できないような気がします
みなさまは
どのように感じていらっしゃいますか?
今日もいい一日をおすごしくださいね