デュッセルドルフ
初めての海外旅行がバックパッカーでした
ケータイなどない時代
1ヶ月以上「音信不通」になる娘に
母は自分のいとこを「お目付け役」としてつけました
ドイツの村に住んでいた芸術家?でした
彼女にはデュッセルドルフの都会の日本人駐在員に人気のお寿司屋さんにも連れていってもらいました
まだドイツ人が寿司に目覚めていない頃で
「日本より安いから」と言っていました
ライン川
ライン川下りにも連れていってくれました
母には内緒で
その地点を最後に彼女は
「好きなところに好きなように行っておいで!」と
放免してくれました
やった~~~~!
自由人の親戚のおかげで私はあちらへこちらへと旅することができました
そのライン川に並ぶ古城に
月日がたって
子供たちと、日本から来た母と泊まる日がきました
崩れはてた古い石の階段、広場
母も子供たちも喜んで遊んでいました
ありがとうございます
母のいとこは
私が小学生の頃、大学生で
貧乏して食べるものがなくなるとウチに食べに来ていました
一緒にお風呂に入ったり
彼女のクラシックのコンサートを聴きに行ったりもしました
母も彼女ももういません
優しい思い出だけが残りました
みなさまもお世話になった親戚のお姉さん、おばさんなどがいらっしゃいますか
それでは
今日もいい一日をお過ごしくださいね