映画「巨星ジーグフェルド」
フローレンツ・ジーグフェルド、ブロードウェイの興行王
実在の人物の人生を描いた作品でした
そんな人がいたことも知りませんでした
華やかな世界でした
コチラです
ルイーゼ・ライナー 主演女優賞 （とグレタ・ガルボ）
wikiによると「グレタ・ガルボの対抗馬」だったそうで
しかも、この作品と「大地」とで2年連続アカデミー賞主演女優賞を受賞した稀有な女優さんですが
重責で姿を消したとありました
一方の比較されたグレタ・ガルボは意外なことに
アカデミー賞で主演女優賞を受賞したことがありません
現在の名声には差があり
wikiの情報量にも大きな差があります
その時代の評価と
時が立っての評価と
どんな分野でもそうですが「変化する」という本人も知ることのない事実がありますね
とても可愛らしい女優さんで
この役の最後がぴたりとはまっていました
ジーグフェルドの「最初の妻」についてはコチラです
もう一人の妻の役、マーナ・ロイ
映画「我等の生涯の最良の時」の妻役でしたよね
派手ではないけれどいい俳優さんですね
この役の最後もマーナ・ロイのイメージでこそでした
「二番目の妻」についてはコチラです
けなげですよね
人生の感動
なんというか、ショービズの「華やかな世界」を描いていながら
最後には見る人それぞれの酸いも甘いもの「人生の走馬灯」を想起させるような
そんな素敵な映画でした
いつも思うこと
人生の幕を閉じる時の「状態」がそのひとの幸せや不幸せを表すものではないと感じます
貧しくとも、孤独であっても、痛みがあっても、長い間その死を発見されなくても
それは他の人たちが勝手に「かわいそう」だとか「悲惨」だとか意味づけしているだけで
本人にとっては、生きてきた年月分のたくさんの「思い出」をかかえてその時をむかえるだけだと思います
楽しかったなあ
哀しかったなあ
頭にきたよなあ
嬉しかったなあ
ほんとうに思い出はさまざまですよね
お葬式が盛大であるかどうかも「残された人」たちの意向のためにあると思います
本人は「思い出」と「本当に自分にとって大切だった人たちの心のなかに残る自分」だけで十分だと思います
そんなことまで想像してしまうエンタメの映画って、ある意味すごいですよね
後半からはとことん煌びやかで魅せられました
ありがとうございます
昔の映画は長いですね
時間を見てビックリしました
私はしたことがありませんが
映画も倍速？で見てしまう人もいるとか
そんな時代が来るなんて当時は想像もしなかったことでしょう
でもね、ぜひちゃんと普通の早さで見てほしいなあと思いました
みなさまは
映画や音楽を倍速で見たり聞いたりしたことがありますか？
タイパ？の時代ですが
今日もいい一日をお過ごしくださいね
