ジョージハリスンは、ひととひとを暖かく結びつける天才です
ビートルズ解散後「不思議の壁」という、実に不思議なレコードも作ったジョージですが、
ジョージの凄さは、なんといっても今回のアルバムです
バングラデシュコンサートですよ
ジョージの 「バングラデシュのコンサート」のレコード(アルバム)
もう、このフイルムと、このアルバムには、すごく影響を受けています
小学生から中学生、高校生にかけて、ものすごく好きだったフイルムとコンサートは以下のものです
映画レットイットビー
バングラデシュコンサート
映画ジーザスクライストスーパースター
ワールドロックフェスティバル
この、それぞれを聴かせてもらえたなら、認知症になった私も、目を見開き、口ずさみ、立ち上がり、踊りだすこと間違いなしです
それくらい好きです
認知症の人たちに好きだった音楽が与える影響についての研究は、様々に進んでいるようですが、
10歳から14歳ころの大好きだった曲
とする研究と
もっと後のものとがあるようですね
もしも、成人してからの大好きだった曲も聴かせてくれるならば、
ロックの数々に加えて、アメリカに住んでいた頃に夫婦でハマりまくった、ミュージカルの数々もいいです
これも、どこかでリストを作らねば、忘れてしまいそうです
さて、ジョージのバングラデシュコンサートです
ジョージ・ハリスンの仲間、総出演(エリック・クラプトンほか)
今は、様々なアーティストたちが、様々なチャリティーコンサートを行っていますが、ロックの世界で初めてチャリティーコンサートをしたのが、ジョージ・ハリスンと仲間たちということになっているようですね
すごいよ、ジョージ
ラヴィ・シャンカルは、なんと後にノラ・ジョーンズの父にもなっていて、なんというか話題が尽きないアルバムでもあります
エリック・クラプトンがアルコールと麻薬の中毒がひどかった頃にジョージのために参加したというのもすごいし、
のちに、悲劇的な死を遂げる、バッドフィンガーのピート・ハムがヒアカムズザサンのギターをジョージの横で弾いていたのも印象的でした
もうひとりの悲劇の人トム・エヴァンスもバッドフィンガーのひとりとして参加しています
解散後のビートルズ関係としては、リンゴも、ビリー・プレストンも参加しているし、
ものすごく好きなのは、レオン・ラッセルですね
カーペンターズで有名になったスーパースターの作者ですけれど、その風貌と歌詞と、しゃがれた声は、もう、他の誰とも違ってレオンラッセルだけの世界です
ソング・フォー・ユーも、レオンラッセル本人が歌うと、なんとも切なく、やるせない
ストーンズのジャンピングジャックフラッシュを歌いましたが、いや、ストーンズと並ぶほどいいよ!と私は思います
ビートルズの頃から、インド音楽と宗教に傾倒し、インドの人達と親交が厚かったジョージが、頼まれておこなった、当時のバングラデシュのためのチャリティーコンサート
久しぶりに蓋を開けたアルバムの中の冊子の背表紙の写真は、寄付のチェック、すなわち小切手の写真でした
当時、小学生から中学生の自分に、その意味がわかっていたのかは、もう定かではないのですが、
音楽は、国境を超えて、ひとをつなぐチカラをもっていますね
ジョージの白のスーツと赤いシャツ、影のある表情、そして仲間たちと繰り広げる 素晴らしい曲の数々
書いているだけで、鳥肌がたってきました
ああ!また観たい!
コンサート・フォー・バングラデシュ
「バングラデシュのコンサート」を映画やYouTubeビートルズ公式で観る
こちらに、まとめましたのでご覧になってください
すごいコンサートでした
その後のロック界、音楽界にチャリティーコンサートという影響を与えました
十代のはじめ、多感な時期に、こういうものと出会えた幸運に感謝です