2008年のアカデミー賞関連について、スラムドッグ$ミリオネアのことしか書いていませんでした
追加です
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
前半は、トム・ハンクスの「フォレスト・ガンプ」を思い出すストーリーです
「フォレストガンプ」は、障がい
「ベンジャミンバトン」は、不思議な成長の特徴に絡んでのストーリーでしたね
現実には聞いたことも見たこともない成長なので、
以前観た時には、奇想天外な「変わった物語」として捉えていたような記憶があります
ところが、ここのところずっと、私は年老いた父と、認知症だった母と暮らしていますもので、
この映画の舞台「老人ホーム」がとても身近な存在なのです
我が家は「家庭」ですが、そこでおきていることは、まるで同じです
歳を重ねた方たちの毎日の生活
物語が進むとともに、その登場人物であったご老人たちも、若かったお母さんも、子供を捨てた実のお父さんも、みんな順番に歳をとり旅立っていきます
その人その人の人生を、そのひとの形でとじていきます
そのすべてが、自然なことですし、
ひとは生まれ
ひとは逝くのだと
しみじみと感じるものがありました
偶然の重なりが、今の自分であり、
「あの時、ああしていればなあ」などという後悔は、あまり意味のないことなのかもしれないとも思いました
毎日の選択と
毎日の偶然
その結果が
今日という日ならば、
この今日という日をまた、慈しんで楽しもうとも思いました
娘の知らなかった母の秘密
たくさんの人たちとの関わりの中で生まれ育ち、暮らす私たち
奇想天外な「突拍子もない物語」と思っていた映画が、
いつのまにか、
とても身近で愛おしい映画に変わっていました
小説も映画も時とともに、毎回、感想は変わっていきますよね
自分も「変化」しているのだと気づく瞬間です
ありがとうございます
ケイト・ブランシェットが大人の魅力でみせます
ブラッド・ピットが、持ち前の永遠の少年のような魅力でみせます
ひとと、ひととの「出会い」こそが人生ですよね
偶然の重なりで出会ってしまった人と人
あたたかい繋がりが、たくさんありますよね
大切にしたいなあと思います
家族や友人や大切な人たちと過ごす時間をお持ちですか?
自分にとって一番大切な人たちは、誰だと思われますか?
今日もいい1日をお過ごしくださいね