ビートルズ本人がでる映画のなかの一番のおススメ!「エイト・デイズ・ア・ウィーク」
ビートルズ関連の映画は、たくさんありますよね
どれをご覧になりましたか?
どの映画が、記憶に残っていますか?
おススメはどれでしょうか
パティ・ボイドが可愛くて、ジョージとの結婚につながる映画「ア・ハード・デイズ・ナイト」
楽しかったですよね
パティが可愛かったですよね
ポールもジョンもパティを狙っていたとか、
ローリングストーンズのミック・ジャガーも狙っていたとか、
色々、噂になりましたよね
ビートルズのメンバーも、それぞれ楽しそうで、無邪気な映画でした
元気炸裂!
新作映画の元となったフィルムで編集された最初の映画「レット・イット・ビー」
編集の仕方によって、真実は、幾つにもなっていきます
それは、日々の新聞、ニュース、週刊誌、ネット上のことでも、同じですよね
映画「レット・イット・ビー」も、切り口が異なるだけで、「そこで起こっていたこと」を表すひとつの映画なのだと思います
暗く悲しい映画でしたから、ショックは、それは大きかったけれど、
映画としてのインパクトは、50年経った今も鮮明に覚えているのですから、すごい映画であったことは、間違いありません
新作映画「ビートルズ: ゲットバック」
「ゲット・バック」は、ビートルズの1969年のリハーサル風景と最後の「ルーフトップ・コンサート」の模様をおさめたドキュメンタリー映画ですよね
ずっとコンサート活動を行わず、スタジオにこもっていたビートルズが、
最後の最後に外で演奏したコンサートの様子を、
通りがかりの人、阻止しようとする(世界一有名になったイケメンの)お巡りさんなどと共に撮ったものでした
そこのところは、前作、「レット・イット・ビー」と共通しています
大きく異なるのは、映画時間の長短
今作は、長大な作品(8時間弱!)であるがゆえに、
- そこに至るビートルズの歴史
- それぞれのメンバーや関係者の様子
- ノーカットの最後のルーフトップコンサート
と、すべてが、丁寧に描かれています
特筆すべきは、ビートルズの表情が明るいことでした
笑い、ふざけ、なまける^_^
解散に向かっていたのは、紛れもない事実だとしても、
前作「レットイットビー」のような悲劇性はありません
もうひとつのドキュメンタリー映画「エイト・デイズ・ア・ウィーク」
この映画のことを、ブログ上で全く書いていなかったですね
「ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK - The Touring Years」は、もうひとつのビートルズのドキュメンタリー映画
2016年に公開されたロン・ハワード監督の作品です
新作映画「ザ・ビートルズ: ゲット・バック」が、ずっとコンサートを行っていなかったビートルズの最後のコンサートを描いた作品なら、
その前の「エイトデイズアウィーク」は、コンサート活動をやめるに至るまでのビートルズを描いた作品でしたよね
若いビートルズ、大人になったビートルズ
ビートルズの期間は約10年?
私の好きなジョージでいえば、
15歳から25歳といった幅があります
子供時代、少年時代、青年時代ですよね
ビートルズとして、人並み以上の苦労もしているので、25歳よりは老けて見えます
だから、この2つの映画は、前半と後半と捉えると、合点がいきます
有名人はつらいよ
我が家の子供もそうでしたが、有名人になりたい!というのは、ひとつの青春のありかたかもしれません
今の時代なら、YouTuberとかIT長者でしょうか?^_^
ビートルズも御多分に洩れず、初期のイケイケの時は、楽しそうでしたよね
突然、全世界のアイドルになってしまった
お金も入ってくる、モテモテ、人気がスゴイ!
でも、有頂天になる時期は長くはありませんでした
忙しすぎて心身ともに疲れる
プライバシーがない
外に自由に出られない
なにより、家族ができてくると、4人ベッタリの活動が面倒になってきたことでしょう
「有名税」などと簡単に言いますが、自分がその立場になったことを想像すれば、家族(愛する人)と自由に過ごせない人生のつらさは、容易に理解できます
ライブ活動の楽しさと辛さ
これを、もれなく描いたドキュメンタリー映画でしたよね
もうライブは、懲り懲りだというところまできたビートルズ
その結果としての、スタジオにこもった制作活動
そして、新作の「ゲットバック」あるいは旧作の「レットイットビー」につながっていきます
ツアーって大変
いつも思います
家族がいて、その家族を大切に思っている人なら、もう嫌だというのが、ツアーばかりの生活ではないでしょうか
大切なパートナーにも会えない
子供の成長も見ることができない
毎日、毎日、場所が変わるだけで、同じ音楽を異なるファンのために届ける生活
これに耐えられるのは、タフな人たちだけですよね
それでもライヴには凄い力がある
新作映画「ゲットバック」でも、感じました
ビートルズの4人がスタジオで延々と演奏していた姿と、屋根の上、つまり「ルーフトップ・コンサート」で見せた姿は、正直、別物だったと思いませんか?
自分達をみつめる沢山の人たちの視線を浴びて、ビートルズに喝!が入るというのか、どんどんと、乗ってくる様子が、映画を観ていて、とてもワクワクしました
バランスがむずかしいけれど、ライブには、ライブの良さ!がありますよね
ありがとうございます
そんな話をしていたら、いろんなアーティストの、ツアーを嘆く曲が頭の中で流れます
大変だよなあ
それでも、いつの世も、若者達は有名人に憧れるのですよね
なってみなければ分からない、それぞれの世界ですね
今日もいい1日をお過ごしくださいね