ジョージの死因は喉頭がん、肺がん、脳腫瘍
ジョージ・ハリスンの死は、それはショックでした
私自身も他の種類の癌の治療から観察へという経過中でしたし、
励まされてきたジョージの存在を失う喪失感は、言葉になりませんでした
タバコと日本
私が暮らしたことのある土地(日本、アメリカ、ヨーロッパ)では、タバコに関して温度差がとても大きかったです
時代の流れ以外にも、さまざまな要素があると感じます
まず、日本は皆様もご存知のとおり、公共の場所での喫煙は難しくなってきました
タバコの愛好家にとっては、本当にキツイ日々かと思います
でも、ほかの「依存症(アディクト)」と比べると「被害」が本人よりも家族、同居者などに大きいことから、
致し方がない、というのが現実だと思います
私もジャンクフードがやめられない人なので、体に悪くても好きなものは好き!やめられない!そう言う気持ちは痛いほどわかります
けれど、自分の大切な人たちが自分の喫煙のせいで癌になり死ぬというのは、これはもう、哀しみを超えた話ですよね
タバコとアメリカ
広大な国ですから地域によって、また人の属性によって差があるとは思うものの、
アメリカは喫煙に厳しい国です
その姿勢は日本のずっと先を行っていましたから、
世界において、日本が「医学的な啓蒙」が遅いのだと思い込んでいました
タバコとヨーロッパ
アメリカからヨーロッパに引っ越して驚いたのが喫煙の習慣です
これまた国、地域、属性によって異なるはずですが、
普通に街を歩いていて、タバコを吸う人の多いことに気がつきます
また、子供たちの学校でのお母さんたちの中にも喫煙者は少なくありませんでした
そういう環境だと、子供たちも学校の駐車場の陰あたりで、小学校の5年生あたりから喫煙する子もでてきました
意志が弱い私たち、開き直る私たち
自分のことを考えても、
90代を超えて長生きをした両親や夫の母とくらべ、
60代で死を迎えるかもしれない自分(本人は生きる気満々ですが)
この違いは、食生活であろうと理解しています
なのに、不健康な好物をやめられない愚かな自分。。。
喫煙と同様に、食生活もこどもたちの健康にも被害を及ぼします
異常な痩せ、異常な肥満は、喫煙と同様に親から子へのある種の虐待かもしれません
- お金がないが故の痩せ
- お金がないが故の安価なファストフードが原因の肥満
これらについては、貧困こそが「問題」なので親個人の責任を超える社会問題ですよね
けれど、
高いお金を自ら支払っての「喫煙」と「健康に明らかに悪い食生活」を子供にも強制することは、
やはり、心が痛みます
自分が「死んでもいいから、やめられないんだよー」というのと、
家族を巻き添えにした「死んでもいい」は、全く異なるものですよね
ありがとうございます
こんな耳の痛い話をするのも、
実体験として「命の大切さ」「健康の大切さ」を知ったからです
いまいちど、振り返ってほしいです
自分の人生は自分のもの
でも、子供たちや同居人の人生は、それぞれの人のものであり、
「犠牲」にしていいものではありませんよね
ジョージ本人がその死因に至る病気は「タバコが原因」と話していました
わざわざ高いお金を払ってまで「死に至る災い」「周囲の人も巻き添えにする災い」を買わないでくださいね
人生にはほかにも楽しいこと、嬉しいことがいっぱい
我が家の夫のように健康オタクになど、意志が弱い私はとてもとてもなれないけれど、
後悔する死に方、死なれ方はしたくないですよね
ジョージは58歳でした
余計なお世話の耳の痛い話
みなさまは、どんなことをお考えになるでしょうか?
今日もいい1日をお過ごしくださいね