それは「お父さんにそっくり」という言葉です
最初に自慢話をさせてください(だってその後はヒドイんですから。。。)
私の母は3年前に90代で亡くなりましたが
綺麗な人でした
美人でした
性格も静かで謙虚でやさしくて
自慢の母でした
どこに引っ越しても
海外(アメリカとヨーロッパ)に引っ越しても
「あなたのお母さんは綺麗ねえ」と必ず声を掛けられるほど
それは自慢の母でした
自慢話はココで終わります!
人生最初の「記憶にある言葉」
それは
「お父さんにそっくりだね」
でした!!!
赤子にも
幼児にも
なんとなーく伝わるそのニュアンス。。。
含み笑い???
一番最初の記憶にある「お父さんにそっくり!」がいつのものなのかは問わずして
とにかく
傷つきました
こどもだって傷つきます
そうか、
私は綺麗な美人のお母さんに全く似ていなくて
このお父さんに似てるってことね???
つまり
可愛くないってことね???
こういう経験をした女の子って案外たくさんいるんではないでしょうか?
「女の子は父親に似ると幸せになる」
申し訳程度に
「女の子はね、お父さんに似ると幸せになるんだよ」
そんな話を付け加えてくれる大人もいましたが
そんな「なぐさめ」はいらないよ~~~~
お母さんみたいに綺麗な女のひとになりたいよ
お父さんそっくりはイヤだよ~~~
「間違いない!」
母はひとりで私を産みました
父は遠くにいて私が首が座ってその地まで母が会わせにいくまで
何か月もかかりました
その間、父方の祖父母も、母方の祖父母も忙しく
病院に面会にも来てもらえませんでした
賑やかなほかのご家族の中で孤独だったそうです
唯一、来てくれたのが父の仕事関係の男の人だったそうで
それは有難いのですが
赤ん坊の私を見て言った言葉が
「間違いない!」だったそうです
どういう意味だよ。。。
失礼な話
母は死ぬまで「失礼だわ」と怒っていました
私は難産の仮死で生まれています
そんな苦労をして産んだ子を
ひとめ見に来てくれる夫も母親も姑も誰もいない。。。
来てくれた夫の職場のひとが言った言葉が
「そっくりだ!まちがいない!」
これは
こたえますよねえ。。。
ありがとうございます
物心ついたときから、いったい何百回何千回言われたか分からない2つの言葉のセット
「おかあさん、きれいねえ」
「でも、お父さんにそっくりだね」
私も60代になり、美しかった母は逝き、そっくりに生まれてしまった父と暮らしていますw
父親に似た娘だから私は幸せなのかもしれませんねえw
そういうことにしておきましょうw
さて、みなさまは
お母さん似ですか?
お父さん似ですか?
「あらまあ。。。」という雰囲気を感じられたことはありませんか?
人生で一番古い記憶
それは結構残酷な「事実」の教えだったのかもしれません
いやいや、
これでいいのだ~~~~~
ですよね?
それでは、
今日もいい一日をおすごしくださいね