あい青子「大好きだった曲」と「手離し服」で幸せを感じる「認知症の予防と介護」

認知症、障害、癌、介護といろいろあっても「幸せな気持ち」になれる「音楽」や「ファッション」や「脳科学」のヒントです 自分自身と家族のために書いていますが、一緒に楽しんでいただけたら、とてもとても嬉しいです

ブランドの古着/ 介護のお金問題/ ビートルズ「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」

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当たり前のことですが、

 

すべての人は、生きているかぎり、歳をとりますよね

歳をとっても、生きているかぎり、お金がかかりますよね

 

わかっているようで、

なんとかなるんじゃない?というように、

自分を誤魔化してしまう「お金問題」です

 

歳をとっても、幸せを感じたい!を応援してくれる

映画「パーソナル・ソング」

https://www.aiaoko.com/entry/personal_song%21

 

歳をとっても、ライフスタイルを変えることで、「心と体の健康」をコントロールできる!と教えてくれる

本「ブレイン・ルール」

https://www.aiaoko.com/entry/brain_rules

 

この2つの、「脳科学の方法論」の話の途中なのですが、

 

90代の両親と暮らしていて、とても重要と感じる「介護のお金問題」について、忘れないうちに書かせてもらおうと思います

健忘録です(健忘症にて健忘録)

正しくは備忘録( 忘備録)でしたね

^_^

 

古着屋で買ったブランド物のダブルのスーツを手離す

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こちらも昔のブランドの服です

パンツスーツでした

 

パンツもジーンズも似合わないのに、

それでも、着たい時期がありました

 

ジャケットのウエスト下の切り替えとか、ポケットの位置とか、

そうか、こういうコダワリね、というデザインが素敵でした

これも、古着屋さんでの掘り出し物wでした

どんだけ服がファッションが、すきなんやーーーと、自分にツッコミをいれたくなります

 

ジャケットのほうだけ、未練がいっぱいなのですが、

前回と同様に、服にも旬がある、

ひと(私)にも旬があった?ということで、

 

ありがとーーと、手離したいと思います

^_^

 

親の介護のスタート

我が家の90代の父と、90代で認知症の母は、今、娘である私とともに暮らしています

 

キッカケは、何度目かの母の入院でした

認知症は、それ以前にも、私が病院に連れて行き、お薬も出していただいていましたが、

癌や、その他の病気もあって、

 

この時の入院期間中に、認知症の症状が進み、いわゆる暴言、徘徊、などの問題行動を病院内で何度もおこし、

ドクター、看護師さん、スタッフの方々から、退院後の父との2人暮らしは、もう無理であることを告げられました

 

この時、入院中に、母の要介護の手続きを進めていただき、父の要支援(当時。今は要介護)の手続き方法まで、丁寧に教えていただいたところから、両親のいわゆる「介護」は始まりました

 

そして、退院後の両親の長距離の引越しを経て、我が家の介護生活もスタートしました

 

介護の場所の種類

🏠家

自宅介護'(短距離、長距離)

自宅介護( 同居)

 

🅰️❶

特別養護老人ホーム(特老)(要介護3以上)

介護老人保健施設(老健)

介護療養型医療施設

 

🅰️❷

介護付き有料老人ホーム

住宅型有料老人ホーム

グループホーム

 

🅱️❶

ケアハウス(軽費老人ホーム)

 

🅱️❷

サービス付き高齢者向け住宅

シニア向け分譲マンション

健康型有料老人ホーム

 

まずは、

🅰️は主に要介護者向け

🅱️は自立したシニア向け

なので、

 

我が家の場合、自立した生活は、もう無理とのことでしたから、

🅱️は選択肢には入らず、

自宅介護

もしくは

🅰️になりました

 

次に、

❶は、公的施設ですから比較すると安価ですが、順番待ちなどの問題もあります

❷は、民間施設ですから、地域によっても、費用も質も、まちまちかと思います

 

我が家の場合は、認知症の母が、「自分は病院に入院中なのだ」と、一度は理解しても、それを記憶することができないことで、

「自分は今、どこにいるの???」とパニックになり、不安、絶望、暴言、逃避(徘徊)という問題行動を起こしていました

 

そういう理由で、母が安心できるよう、

🅰️の施設ではなく、自宅介護を選びました

暴言も、徘徊も、まったくなくなりました

 

癌治療中の私と、障害も病気もある子供を助けに、日本から海外の私のところまで毎年3か月づつ助けに来てくれていた母なので、

「今度こそ、母に恩返しをしたい」という強い思いがあるという「個人的な事情」もあります

 

(注  ここに関しては、家族関係、本人の性格、費用など、複雑なものがたくさんからみますから、どれがいい悪いなど、全くいえませんのでご了承くださいね)

 

寿命と介護の費用問題

介護される側も、

介護する側も、

いったい自分が何歳まで生きるのか、全くわからないのが、人生、運命ですよね

 

両親は100歳越えで長生きし(日本で8万人!)

私は70才前に逝くというケースだって十分にあり得ます

 

双方が、100才越えで長生きというケースも、あり得ます

この場合は、目出度いですが、お金がかかります 汗

 

「平均寿命」と「健康寿命」との落差が、一番の問題です

「健康寿命」は、男性で72歳、女性で75歳ともいわれています

そこからは、転げ落ちる坂道???

 

なんとか、坂道をゆっくりおりたいですよね

コチラでも書いていますので、よろしかったら読んでくださいね

https://www.aiaoko.com/entry/rouroukaigo

 

 

老後破産しないためには、

双方が長生きするという可能性を考えて、計画、行動しなければ、

行き当たりばったりになりますよね

 

つまり、

親世代は、親世代の費用を自分で捻出

(出せる金額内で、選択する)

子世代も、子世代の費用を自分で捻出

(出せる金額内で、選択する)

孫世代も、孫世代の費用を自分で捻出

(出せる金額内で、選択する)

 

と、世代ごとに、なにごとも「自己責任」で決定していかなければ、

借金体質になり、どこかで老後破産となる可能性が高い???

 

考えたくない

でも、考えなければならない問題です

 

孫世代にツケは残せません

残したくありません

 

親のお金問題

ここが一番難しいですよね

 

親子といっても、別家計の場合、

親がいったい幾らお金を、資産を、借金を!?持っているのか、分かりません

 

本当のことを言うのは、かなりかなり、心理的に嫌なことなのだと、90代の父とのやりとりを通じて知りました

 

私は、金銭のことで親に疑われるような娘ではありません (キッパリ)

それは両親ともに理解しています

兄弟姉妹などで遺産争いになるようなケースでもありません

それでも、郵便局にすら自分では行けなくなってしまった父が、お金問題について話したくないのは、

 

とても、心理的な、問題です

羞恥心、猜疑心、不安、いろいろありますよね

 

90歳を超えた両親の食費、衣服費、生活費などについては、

一緒に暮らすケースでは、そう大層な話ではありません

食は細いですし、衣服は安いものが大量にある有難い時代です

 

両親のお金で、おおごとの「医療費」「介護費」をまかないたい

度重なる「入院費」は大きいです

 

そのために、どこまで、お金を出せるかを知りたいだけ

そういう風に、なんども何度も父に働きかけました

温和な父が、とても怖い顔で黙り込む日々でした

 

具体的には、「年金」が年にいくらもらえているのか、

できるだけ、その範囲内での支出ならば、

老後破産の可能性は低いですよね?

 

年金の額、貯蓄の額、そこが分からないと、身丈に合わない生活に突入します

 

親世代は、貯金を崩していくことに、とても不安を感じています

どこまで長生きするのか、かいもく見当がつかない時代だからです

 

「あと5年長生きしたら、もう、お金がなくなる」「それまでに死なないと大変だ」と、

父が、不安そうに言ったことがあります

 

確かに、医療費、介護費を「貯蓄」から払っていけば、父なりに、そういう計算になったのだと思います

底をつく!と思ったのでしょう

 

だからこそ、貯蓄ではなく「年金」でまかなえる範疇に、生活費、医療費、介護費を、できる限り、おさえないと苦しいです

 

生活費の部分を含めた「全ての金額」を、年金で賄えなければ、

あとは、貯蓄からの持ち出しとなります

どこかで、赤字となる日がやってきます

( その前にお迎えがきてくれる場合もありますが、誰にもどうなるのかは分かりませんよね)

 

年金だけでは、とてもとても、医療費、介護費、生活費が賄えない。。。

夫婦ともに、2人とも介護施設に入ろうとすれば、これはお金がかかります。。。

 

1人ならともかく、

2人分の介護施設料金を、年金から払うのは、大変なことです

 

土地代(地価) が足を引っ張るのが、施設の利用料金です

同じ質のものでも、東京など大都市圏と、田舎とでは、

料金がまったく違いますよね?

 

なるべく地価が安い場所にある施設に入居できれば、

これは、かなり変わってきます

年金で夫婦ともに入居できるケースもありそうですよね???

 

その場合、家族や、親しい人と会える機会が少なくなっても大丈夫な人だと、心強いです

ここは、その人その人の性格と、人間関係によって違ってきそうですよね?

 

日本のこれからの経済を考えた時、年金システムがどれくらい継続可能なのかも、疑問に思えます

そこまで考えると、話は、年金を超えて、貯蓄の話まで飛びますので、

今回は、年金が利用できる今現在の話にしておきますね

 

孫子の代に、借金を残さないために、

現在を生きる子供たち、これから生まれてくる子供たちに借金を残さないために、

 

よく考えなければと、思います

皆さんは、どんなふうに介護のお金問題を解決していらっしゃいますか?

 

自分自身の老後のお金問題を、どのように考えていらっしゃいますか?

 

我が家のばあちゃんは、体が痛いと、しんどいと、

「どうして、早くお迎えが来てくれないのかしら」と、いつも言います

もう10年も言い続けています

延命をしなくとも、長生きできる人は、長生きできます

 

お迎えが早いのも悲しいし、

お迎えが来ないのも苦しいし、

 

生きるって、本当に大変なことですよね

 

今日の1曲 ビートルズ「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」

https://www.youtube.com/watch?v=VJDJs9dumZI

ジョージの While my guitar gently weeps です

 

この動画も、このアレンジも

私が小学生の時からずっと聞いていたものではないので、

私の認知症対策には、「ホワイトアルバムのオリジナル」でお願いします

 

それでも、

ジョージの「ギター♪」という声が聞こえるともう駄目ですね

 

溢れる記憶に涙です

 

ジョージ、ありがとう!

 

ありがとうございます

介護の問題は、お金の話に限らず、知識武装が必要な世界ですよね

 

地方自治体が、向こうから、個別にサービスの手を差し伸べてくれるなんて

そんなはずはありません

財源は限られています

 

そんななかで、どうしても必要なものを、自分から申し出ていかなければ、先に進まないのが介護です

 

ケアマネさんほか、たくさんの方々、たくさんの医療、介護、まわりの方々に日々助けられながら、

なんとかかんとか暮らしています

 

まずは、知識

訊くこと、尋ねることからですよね

 

私も、まだまだ、この先の知識が追いついていません

 

ここまでのところで、

違うよ、

そうじゃないよ、

こうしたほうがいいよ、

というアドバイスなどあったなら、

ぜひ、教えていただきたいです

お願いします

 

ブログの世界の助け合いって

すごいなと思います

 

リアルな世界だと、

ありえないような親切や、親身なアドバイスがもらえるのは、

お互いが現実的には「寄りかからない関係」ならではなのだと思います

「迷惑をかけない関係」ですよね

 

切実な話なのに、

リアルな世界では、ひとに相談しにくいお金の話

 

もっともっと、知識を身につけて、長期戦を乗り越えていきたいです

 

 

親世代の介護は始まっていますか?

自分世代の介護の準備はできていますか?

孫世代にツケを残したくはないですよね

 

難しい問題だけれど、

 

今日もいい1日をお過ごしくださいね