ノスタルジー・ルームって、お聞きになったことがありますか?
認知症の予防と治療に効果があると言われている「回想法」
その助けとなる物品を集めた懐かしい部屋が「ノスタルジールーム」です
前回は、認知症や高齢の人たちに効く「大好きだった曲」の話でしたが、
介護家族!で見逃してはいけないのが、
スーパーサイヤじい (id:rasikusinaiG)さんの記事です!(感謝♪)
一番最後の「ありがとうございます」のところのリンクから見てみてみてくださいね
聴力と認知症
私の「家族介護の同志♪」betty さんからコメントをいただいて、
ずっと考えていました
聴力と認知症の問題です
Betty0918 私も高齢になってもずっと音楽のある環境で過ごしたいです。そのために耳が立派に機能してほしい。耳が遠くならないために気をつけることってあるのかな?
耳が遠くなる問題!
そうなんですよね
我が家の90代の父も、認知症の母も、耳が遠くなり、
テレビの大音量のなかで、平気で暮らしています
困るのは、私の声が日々、大声になっていくことです
先日、障害もある我が家の子供が、私の声の音量をこっそりケータイで測り、
それが「騒音」レベルであることを教えてくれました 泣
そのボリュームの音を聞き続けられるのは、1日に2時間?が限界だそうで、
どおりで、過去何十年も、私の大声を聞き続けてきた夫は、最近、耳が遠くなりつつあります 大泣
さらにまずいのは、両親の場合、私の肉声よりも、機械音、例えばケータイの呼び出し音が、耳元に、最大ボリュームで用意してあっても、聞こえないことです
(買い物時に、問い合わせの電話を入れても、まったく通じません 汗)
お医者様に相談すると、補聴器は高額な上、認知症がある場合には、使いこなせないという理由で、却下でした
私さえ大声を出せば、まあ、確かに、コミュニケーションはとれています
まずいのは、「孤立」なのだそうです
人の声が聞こえなくなると、会話に参加できず、孤立する
そのことで、認知症は進むのだそうです
うーーーむ
親が認知症で耳が遠い→介護家族が大声で対応→その大声(騒音レベル)で、介護者(私)本人も、周りの者(夫!)も難聴となる
悲鳴!!!
補聴器、集音器にも、さまざまな種類があり、我が家の場合は、買うのなら安価なものをとドクターに勧められましたが、
父曰く
「聞きたくもない話は、聞こえない方がいいので、補聴器など、いりません」
聞きたくもない話は、娘(私だよ)の話だそうです
ひええええーー!ーーー!
この問題、複雑かつ、重大なため、
持ち越して検討します
更新です
高齢者の難聴はうつ病のきっかけとなるという怖い事実がわかりました
不機嫌なお年寄りではなくて、うつ病のお年寄りの可能性もあります
コチラもどうぞ
https://www.aiaoko.com/entry/dance%26something
大好きだった服と「思い出の部屋」ノスタルジールームづくり(回想法)
こういう、いわゆるジャケットも、(物を処分できない性格ゆえ)たくさん持っていましたが、
このコロナの世の中で、ますます着ていく場もなくなりましたので、
ここは潔く、感謝して手離すことにします
写真を撮るって、我ながらいいアイデアだと思います
未練タラタラだから、というのもありますが、
ノスタルジールームで使えるからです♪
ノスタルジールームは、夫が読んだ本に出てきた「認知症の方たち、ご高齢の方たちがイキイキと過ごせる部屋」です
元気だった若かった頃の
- テレビ(ブラウン管で分厚くて、ガチャガチャチャンネルのね)
- ステレオやカセットデッキ(ラジカセ!)
- ダイヤル式黒電話(カラフルなプッシュフォンも!)
- コロンとした冷蔵庫(溶けちゃう冷凍庫が中に入ってる)
- ガラス瓶の牛乳やヨーグルト
- 昭和なインテリア(柱時計、ちゃぶ台、水飲み鳥とか)
- 大好きだったその時代の服!!!
↑これは、私の場合の勝手な一例なんですが、
ここで、「昔の服」も登場するんですよね
老人ホームに入居する時、家族の家に同居するため引っ越す時、
なるべく、それまでの生活を激変させないように、
いつもの服、いつもの食器、いつもの家具や飾り物を、持ち込むほうがいいみたいですよね
いつもの、という「現在」の物より、
うーんと「過去」の、若かった頃のものに囲まれたほうが、さらに、記憶がよみがえって、認知にはいいみたいです
認知症の予防と治療に効果のある「回想法」関連でもありますよね
ウィキペディアで「回想法」をみると、
ADLと、ADL記憶というキーワードが出てきます
年をとっても、認知症になっても維持したいADL、すなわち
activities of daily living、食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴など生活を営む上で不可欠な基本的行動の維持に必要なのが、
ADL記憶、「10歳から15歳までの記憶」なんですね
大事な大事な10歳から15歳までの記憶です
とはいえ、
記憶のために、すべての服を保存しておくのは無理、ムリ、むーりー!
でも、大好きだった服を、「写真」に残しておけば、その服にまつわる「思い出」も導き出せそうです
ノスタルジールームについては、夫がキッカケをくれました
こちらです
https://www.aiaoko.com/entry/hajimari
ノスタルジールームでかける曲は、10歳から15歳までで、こちらからかな?
Let It Be (Remastered 2015)
https://www.youtube.com/watch?v=HzvDofigTKQ
ありがとうございます
じいちゃんバーちゃんにウケたご飯5選 - らしくないblog
↑
スーパーサイヤじい (id:rasikusinaiG)さん♪
ありがとうございます!
さっそく、一番簡単そうなのからw作ってみますよ~~~~♪♪♪
ばあちゃん、まっててね!!!
↓
我が家の認知症のばあちゃん、
私(娘)に対して話す「思い出話」と
子供(孫)に対して話す「思い出話」が
かなり違います
それぞれの顔を見て、
思い浮かぶ光景が違うんだろうなあ
なぜか、
子供には戦争の頃の話が多い
当時の自分の年齢と、うちの子供たち(孫)の年齢が近いからなのかな
私に話すのは、圧倒的に私に伴って行った海外生活の話が多くて
きっと、とても面白かったんだろうねと思います
ばあちゃんは、心が自由人なんですよねw
さて、みなさんなら、
自分の「ノスタルジールーム」に何を置きたいですか?
大好きだった服はどんな服ですか?
聴力の問題にアドバイスはありませんか?
今日もいい1日をお過ごしくださいね