第94回アカデミー賞「国際長編映画賞」は日本映画「ドライブ・マイ・カー」!映画「おくりびと」以来13年ぶりの快挙
2021年度の第94回アカデミー賞授賞式の発表後2022年3月29日に、
2022年3月23日の記事を更新しました
「アカデミー賞の各賞受賞」についてはこちらです
過去の「日本関係」の受賞の備忘録も兼ねています
第81回アカデミー賞「外国語映画賞」は「おくりびと」
まずはコチラの記事からご覧ください
そして、受賞の模様はコチラです
自分で英語でスピーチされた滝田洋二郎監督が素敵です
ブラッド・ピットとスピーチの最中に目があって舞い上がったという話もチャーミングです
私にとっての「おくりびと」
昨年、母をなくしました
自宅でしたので、ずっと在宅医療をしていただいていたお医者様に死亡診断書を書いていただきました
その時に、いち早く、納棺業者さんに連絡するように指示されました
全く初めてのことだったので、あたふたする私に、
テキパキと教えてくださったプロの方は明るかったです
アドバイスをたくさんいただいて、
しかし、母は延命無用、葬式無用、戒名(お坊さんも)無用と、何度も言い残していたひとだったので、
実に簡素な家族葬を行うことができました
その際に、火葬までの日々、何度母に会いに行ってもいいですよと声をかけられ、
あらためて子どもと顔を見に行くと、その顔はとても綺麗に整えられているし、
私と子供が、ばあちゃんのために一緒に入れてくださいとお願いした母の好きだった品々が、
こころを込めているのが伝わる形で並べられているのが、印象的でした
おくりびと
おくりびとなのだと思いました
実の娘よりも、最期の姿に寄り添っていただき、
感謝の気持ちは今も消えません
おくりびと
映画の中にもありましたが、誤解されやすい職業かもしれませんが、
誰もがお世話になる尊い職業ですね
今、この映画の凄みが、さらに分かる様になりました
ありがとうございます
本木雅弘さんが、みつけた『納棺夫日記』という本がキッカケだったと知りました
死生観の違いなどから、この作品を原作にすることは叶わなかったそうですが、
全く別物として、この職業を描いた作品を作られて、
アカデミー賞外国語映画賞までとられました
死は誰にも訪れるもの
その時に、愛する人たちが喜んでくれる形で、旅ゆく人を整えてくださる納棺に関わるお仕事の方々に、
感謝の思いでいっぱいです
食
運
睡
「おくりびと」みなさんも、ご覧になりましたか?
今日もいい1日をお過ごしくださいね