映画「愛を読むひと(The Reader)」
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」に引き続き、
2008年のアカデミー賞の作品の追加です
前回の作品との共通点は、
ある人が、大切な人に「自分の過去」を語る話だというところですね
双方ともに語る相手は自分の娘なんですが、年齢も時代背景も、何もかもが違います
- 自分が逝く前に、どうしても伝えておきたい家族の秘密があった
- 父と母、家族がうまくいかなかったことを、娘が自分のせいだと誤解していることを知って、なぜ父としてこんなに心を閉ざしていたのかを娘に話し、娘への愛を伝えたかった
伝えたいものは、それぞれですが、
やはり、親は、母親であっても父親であっても、
子供たちに幸せであって欲しいというのが、最終的な願いなのだと思います
親として、本当に足りないことばかりだけれど、
子どもに理解してはもらえないかもしれないけれど、
それでも、自分は必死に生きたし、
子どもにも、それを知ってほしいかもという
そんな気持ちは、誰にでもあるかもしれませんね
お母さんの人生が伝わるといいね
お父さんのことを好きになれるといいね
2つの映画を観て、そんなことを思いました
ありがとうございます
タイトルが「愛を読むひと」となっているのですが、
この映画の内容から、やはり、原題の日本語訳のまま「読むひと」として欲しかったなあと思いました
その方が、なんなんだ?!という興味もわきますし、
なによりテーマに寄り添っていると思います
タイトルは興行成績に絡むので、色々考えてのこととは思いつつ、
オリジナルの映画のタイトルは大切にしてほしいなあとも感じました
皆様も、映画のタイトル、気になりますか?
一度大ヒットした作品と「似た名前」のものが続出し、私のように混乱することはありませんか? 汗
今日もいい1日をお過ごしくださいね
アカデミー賞作品賞のリストをつくっています
みなさまの「思い出の映画」も入っていますでしょうか