前回のマイケルJ.フォックスの話に続いて、
もうひとりの、障害をもってからも活躍する、活躍した「スーパーマン」クリストファー・リーヴの話です
初めていらっしゃったかたへ
あい青子です
認知症の母と、90代の父と、障害もある子供と家族6人で暮らしています
そんな毎日のなかで、
自分自身も「認知症の予防と対策」をしなくては、大変なことになる
と気がつきました
「食事」や「運動」「脳をつかうこと」「好きなこと」をすること、
などなど他にもしていることはありますが、
これだ!と思ったのが、私の場合は
「10歳から20歳前後までの間に、大好きだった曲」を聴くと、
認知症の患者さんたちに、大きな効果が現れるという研究の数々でした
ご興味のある方は、こちらもお読みください
私の場合の「一番好きだったビートルズ!」はこちらで、
「 ヒット曲から年代別に」思い出した好きだった曲はこちらも、よろしかったらお読みください
そして、今は、
「音楽」と並んで大好きだった「映画」のなかから
大好きだった「映画音楽」のリストをつくっているところです
そして、もうひとつ
「介護の生活」をラクで楽しいものにしてくれるように、
毎日の服の「制服化」というのも同時進行でしています
ご興味がありましたら、こちらです
自分自身が認知症になっても大丈夫なように、
衣食住と生活全般で「ゆるいミニマリスト」になれたらいいなあと思っています
マイケル J.フォックス
さて、前回は、我が家の認知症のばあちゃんが、パーキンソン病と診断された時の話と、
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のマイケル J. フォックスも、同じパーキンソン病と闘っている話をしました
私がマイケルJフォックスを、とても尊敬するのは、
明らかにパーキンソン病とわかる自分の姿を、さらけ出して、映画に慈善活動にと活動を続けているからです
アメリカであろうと、ショービジネスの世界は、美しくてナンボ、かっこよくてナンボの世界だと思います
夢を売る世界の厳しさは、並大抵のことではないと思います
そんな世界で、決してカッコよくはない姿になってしまった自分自身を、そのままさらけ出せる勇気!気概!
マイケルJ.フォックスは、とんでもなく強い心の持ち主だと思います
病について何も知らない、心ない人からは、かわいそうにね!という視線を投げかけられます
それでも、外にでる
まんまの自分の姿を見せる
すごいことです
真のスーパーマン、クリストファー・リーヴ
もうひとりの尊敬する人がいます
その名の通り、スーパーマンです
そう、映画「スーパーマン」の主役だったクリストファー・リーブです
彼は、乗馬で落馬し、脊椎損傷で車椅子のひととなりました
筋肉隆々の健康美そのもののスーパーマンから、首から下が麻痺という車椅子のひとへの変身でした
ところが、
クリストファー・リーブは、本物の「スーパーマン」でした
事故の翌年のアカデミー賞の授賞式に、プレゼンターとして、そのままの、車椅子の姿で現れたからです
その勇気、
その強い心、
まさにスーパーマンですよね
我が家には、認知症のばあちゃんと90代のじいちゃん、そして障害のある子どももいます
それぞれが、一生懸命に生きているかぎり、
どんな姿であっても、なんら恥じることはないのだと思います
ボケていたっていい
オムツ(紙パンツ)をしていたっていい
人ができることが出来なくても、
一生懸命に生きているかぎり、なんら恥じることはないのだと思います
自分の「そのまま」を、自分自身が認めてあげる
せいいっぱい生きている「まんま」の自分を、自分自身が「それでも、頑張ってるよね〜」といたわる
そんな気持ちが大切だよねと思います
デフレパードのリック・アレン
以前 書いたロック界の私の尊敬する人、デフレパードのリック・アレンも、交通事故で片腕を失ったドラマーです
若いロックスターという、俳優同様、ある意味 格好良さも才能のうちといった業界で、
短期間で訓練を重ね復帰した、その努力と強さは、すごい!の一言です
片手のドラマー、本当にカッコいいです
普通ってなに?障害ってなに???
クリストファー・リーブは、
マイケル・J. フォックスは、
リック・アレンは、
みせてくれていると思います
ひとは、みな、
「そのまま」でいいのだと
ひととの比較や、勝ち負けではないのだと、おしえてくれます
いつ、どんな時でも、
自分は、自分の「そのまま」の姿で生きていていいのですよね
三人三様の、その存在に、とても励まされます
ありがとうございます
今は亡きクリストファー・リーブという「スーパーマン」に感謝したいと思います
みなさんにも、「スーパーマン」はいますか?
尊敬するひとがいますか?
「まんまの自分」を大切にしていますか?
今日もいい一日をお過ごしくださいね