あい青子「大好きだった曲」と「手離し服」で幸せを感じる「認知症の予防と介護」

認知症、障害、癌、介護といろいろあっても「幸せな気持ち」になれる「音楽」や「ファッション」や「脳科学」のヒントです 自分自身と家族のために書いていますが、一緒に楽しんでいただけたら、とてもとても嬉しいです

【断捨離】それでも捨てられない服は幸せの素

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とてもエラそうに書いてきた衣替え、服の手離し(いわゆる断捨離)、ミニマリストになるシリーズですが、それでも「捨てられない服」は、あります

 

なんと大学生時代の服も持っているんですね

いったい、何十年前の服???

 

黄色ベースに赤と黒のチェックのカシミアのマフラー

濃い赤のモヘアのセーター

黒に白の模様のブラウスとスカートのセットアップ

 

好きなもので似合うものは、何十年!たっても、なかなか捨てられません

それでも好きならいいと思うんです

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マフラーは現役バリバリですが、セーターはクリスマス用、セットアップはほぼ着ません

でも、捨てられないんですよね

 

そういう捨てられないほどに好きな服ばかりになればいいなあと思います

 

実際には、普段着は、お洗濯をくりかえして、クタクタのヨレヨレになったり、破れたり、ほつれたり、シミをつけたりで、処分しなければならない服が多いです

 

そんな中に、1つ2つ思い出の服が残っている

みなさんも、そんな服をお持ちですか?

着なくても、幸せな気持ちにしてくれるような思い出の服も、いいですよね

 

我が家の90代の認知症のばあちゃん、

着る服がない、着る服がないと言うので、じいちゃんが、可哀想だから服を買ってやってくれと頼んでくるんですね

 

そこで、我が家の洋服番長の私が、いろいろ揃えるのですが、気に入って着てくれる服は多くはありません

好みの色も、形も、把握してるつもりなんですがダメなんですね

 

で、実家に行って、母の服をとってきましたよ

するとね、歳をとってサイズも変わり、形も流行から外れているものなんですが、これが、着るんです!するっと着ます

スカートのゆるいのなんか、自分で安全ピンでとめなおして、着ています!

 

やはりね、自分の好きな、自分に似合う服が一番なんだなって、再認識しました

ばあちゃんが、幸せな気持ちになる服は、私が勝手に選んだ服ではなくて、ばあちゃんの好きな服なんです

 

認知症で、下着から上着まで、着る順番も分からなくなってしまった母

ストッキングの上に、下着をはいてたり、ヒートテックの上にブラをつけていたりする母

 

そんな母ですが、好きな服、似合う服は忘れていないんですね

着る服がないないと悲しい思いをするんではなくて、

文句も言わず、ずーっと好きな服を毎日?着ています

お洗濯のしすぎで、ほつれてくるほどです

それでも捨てられないほど好きな服、似合う服って、いいですよね

 

服は大好きです

今は、介護生活でショッピングに行くこともないし、考える時間もないので普段着の「制服化」をしてしまいましたが、

服は大好きです

 

同じように、服のことを考えるのが大好きで、服で幸せを感じる方がいらしたら、

今の、世界的な困難な時期は、ちょっとしたチャンスでもありますよね

 

人に見せびらかす服でもなく、

人にどう思われるか他人視線で選んだ服でもなく、

自分に似合って、自分が好きな服だけを残していく衣替えや、手離しをして、

 

タンスやクローゼットのなかが、自分を幸せに感じさせてくれる服ばかりになったら、嬉しいです

 

自由に外出のできない今、

自分のために、そして同居している方たちのために、お似合いの幸せな服選びをしてみませんか?

眠っていた服たちが、きっと喜んでくれますよね