Arigato 毎日幸せを感じる「懐かしい曲」「思い出」「物の手ばなし」

毎日「幸せな気持ち」になれる「音楽療法」「回想法」や「服の手放し」や「脳科学」のヒントです 認知症、障害、うつ、癌、介護といろいろあっても大丈夫♪ 自分自身と家族のために書いていますが、一緒に楽しんでいただけたら、とてもとても嬉しいです

【ビートルズ】映画「エイト・デイズ・ア・ウィーク」ウーピー・ゴールドバーグ談、キティ・オリヴァー博士談)と、ローリング・ストーンズのコンサート(私談)

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ビートルズの映画「エイト・デイズ・ア・ウィーク」で地球の人種差別と地球の平和を考える

いよいよ、

年の瀬ですね

今年もいろいろあったけれど、私たちが生きている地球、いいかえれば、世界が平和でありますようにという「願い」は、万国共通の願いではないでしょうか

人種

民族

国籍

宗教

貧富

年齢

男女

ほか、様々な違いは、

時として、私たち人間の「争い」のもととなりますよね

 

けれど、

何かのご縁で、

国内外を問わず、さまざまな地域に住まわせていただき、

様々な国を旅させてもらい、

人種、民族、国籍、宗教、貧富の差を超えたおつきあいをさせていただいてきた人生の中で、

ひとつだけ言えるのは、

「どんなグループのなかにも、気持ちがいい、素敵な人たち、尊敬してしまう人たちはいるよね」

という、とても普遍的なことです

 

あのグループはダメ!

あのグループは嫌い!

と、「差別」してしまうのは、あまりに短絡的で、

ひとことでいって、「もったいない」です

 

そんな、

気持ちのいい人は、気持ちのいい人だよね

素敵な人は、素敵な人だよね

夢中になれるひとは、夢中になれる人だよね

という、全てのグループの「違い」をはねのけたものの一つが、

「ビートルズ」だったのではないでしょうか( やっと着地 )

以前にも書いたビートルズの映画「エイト・デイズ・ア・ウィーク」でも、

ビートルズの解放性が描かれています

www.aiaoko.com

ビートルズの魅力がアメリカにおける「人種の隔離」を破壊した

上記の映画で描かれているとおり、ビートルズの爆発的な魅力は、

人種

民族

国籍

宗教

貧富

などの差など、軽く乗り越えていて、

世界中に「ビートルズ大好き!」の嵐を巻き起こしましたよね

どなたかので言葉で、読ませていただいたのですが、(思い出せなくてゴメンナサイ!)

イケてない少年、シャイな少女も、

「ビートルズが好き!」と言える

というところが、ビートルズの最大の魅力だったのだと私も思います

なんというか、誰でもオーケーな魅力?

エヴリバディ・ウェルカム!な雰囲気?

そういう差別性のない「あたたかさ」が、ビートルズにはあると思いますよね

Dr. Kitty Oliver (キティ・オリバー博士)

ビートルズの映画「Eight Days A Week」の中にでてくる、子供の頃ビートルズに夢中だった「現在の有名人」に、

シガニー・ウィーバーと、ウーピー・ゴールドバーグがいます

2人とも大好きな女優さんなので、インタビューがとても、興味深かったです

ことに、

ウーピーの場合は、決して裕福ではない家庭で、人種的にも差別される側で、

その彼女が、お母さんのおかげでビートルズのコンサートに行けた時の感動!

人種もなにもかもを吹き飛ばすようなビートルズの魅力!を

イキイキと語っていたのが、ものすごく印象に残りました

このことについては、たくさんの方々が書いていらっしゃいますので、参考にしてくださいね

 

ところが、

なぜか、もう1人の証言者、Dr. Kitty Oliver (キティ・オリバー博士)についての、日本語の記事がないのです

彼女のことを、映画以外でも知りたい!と思っても検索でも出てこない

そんなわけで、稚拙ながら書かせてくださいね

キティ・オリバー博士は、写真や映像を見ていただけたら分かる通り、ウーピーやシガニーという女優陣と並んでも引けを取らない魅力をもった女性です

学問的な専門は、人種とエスニックの問題ですね

ビートルズの映画に出演したように、様々な媒体をつかって、ご自身の考え方を発信しています

ブログもあります

https://kittyoliveronline.com

ウーピーと同じように、ラジオやテレビでビートルズに夢中になった彼女でしたが、

ウーピーと異なったのは、ウーピーは差別はあれど都会の子供であり、

キティは「人種隔離」がまだおこなわれていた地域の子供であったことです

それはおかしい!と、行動に移したい若者はたくさんいましたが、

親たちや、教会に反対されます

ある意味当然ですよね

人種隔離を壊したビートルズも、脅迫や予告を受けています

セキュリティなど何もない子供たちを、大人が守ろうとするのも当然です

けれど、キティはひとり、ビートルズのコンサートに出かけます

人種別に分かれているはずの会場は、(あとになってわかるのは、ビートルズの発言によって)人種隔離がなく、ごちゃ混ぜで、自分のまわりは、あろうことか白人ばかりでした

肌が触れては大変と緊張しますが、いったん、ビートルズが現れると、

そこは、同じ興奮の渦でした

誰もが「ビートルズが大好き!」なだけなんです

ビートルズを前にして、人種の違いなど気にしているヒマはないといったところですよね^_^

そんなものの違いなど、吹き飛ばす、

熱狂の、笑顔の、音楽のチカラ

私も、これをアメリカで体験しました

アメリカの「ローリングストーンズのコンサート」で驚いた、そして、みんなで楽しんだ

ローリングストーンズのコンサートは、まさに人種のるつぼ

貧富の差もなにもかも乗り越えた熱狂だけがありました

それぞれに立ち上がり、体を揺すり楽しむ老若男女

これって、最高だね!と、夫婦で感動しました

もっと若い学生時代に、アメリカの同級生が連れて行ってくれたハンバーガーの店を思い出しました

気軽で安い店ですが、美味しい!と評判の店でした

それぞれに車で集まるのは、お金持ちも、貧乏学生も、人種も様々で

「本当に美味しい店って、こんなふうに、誰もが集まれる店になるんだよね」という友達の声が、いまも響くようです

映画「ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK The Touring Years」の少女シガニー・ウィーバーの感動

14歳の時の、現在は女優のシガニー・ウィーバーの姿が残っていました

それは、どんな人種の、民族の、国籍の、宗教の、経済状況の、子供達にとっても、何ら変わらない、

普遍の「音楽の喜び」の姿だよなあと、思いました

アメリカの「人種隔離問題」と「ビートルズ」と映画「ミシシッピー・バーニング」

時代背景として、ビートルズがアメリカをツアーした頃の、「人種の隔離」は、アメリカにおいて大きな問題でした

イギリスから来たビートルズが驚いたのも無理はありません

時を同じくする1964年の公民権運動を題材とする映画「ミシシッピ・バーニング」は、生涯忘らられない怖い映画でした

娯楽サスペンス映画ですから、政府よりだったり、FBIを英雄にしていたりと「史実に反する」ストーリーとなっていると指摘されています。

それでも、アメリカの当時の暗部を描いた映画として、ビートルズが見たアメリカ南部での人種隔離と、時と場所を同じくしています

ダイバーシティーの世界をめざし、けん引するアメリカ

そんなアメリカにも、つい半世紀前には、そんな時代があったのですね

音楽の感動

音楽を聴くとき、

その人が何人で、どんな宗教で、どんな経済状況なのか

なんて、考えもしませんよね

うきうきするか、しないか

自分の好みかどうか

それだけですよね

そんな「音楽のちから」にこれからも期待したいです

コチラもどうぞ

rollingstonejapan.com

ありがとうございます

音楽って、素晴らしいですよね

みなさんは、どんな音楽がお好きですか?

音楽を通して、なにかが変わったことも、おありですか?

 

今日もいい1日をお過ごしくださいね