受胎告知の絵
絵が好きでした
ヨーロッパへの旅の喜びは
大好きなロックの地
大好きな映画の地
大好きな絵画の実物
そしていわゆる観光もありました
なかでも
ルネサンスと印象派の絵画については
かなり楽しみにしていたはずです
受胎告知の絵もそのひとつでした
エル・グレコ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、フラ・アンジェリコ、ボッティチェリ
どの作品も好きです
実物を見て1番驚いたのは多分エル・グレコだったと思いますが
どの作品も画集で見るものとは全く異なる世界でした
結婚前、結婚後、子供を得てから
それぞれの時期に
それぞれの楽しみがありました
自分だけの好みを優先できた結婚前の旅
好きな人と語り合える結婚後の旅
知らなかった世界を知ることができた子供たちの視点の旅
美術館や博物館は
子供たちが幼い頃には行きずらい場所でしたから
「いつかまた行きたい」と思いが募りました
ありがとうございます
亡き母と子供たちを連れて行ったフィレンツェの思い出には
今も胸がしめつけられます
母の姿を思い出します
「もうこの光景を見ることもないわねえ」
そう静かに言った母の声も思い出します
あの頃、母は70歳前後だったでしょうか
まだまだ若かった母
日本からひとり1年に一度ヨーロッパまで
手伝いに来てくれていた母
3ヶ月間おさんどんをしてくれた母
思い出すとまた涙です
みなさまも、お母様が大切な存在でしたか
さあ朝だ♪
今日もいい一日をお過ごしくださいね