あい青子「大好きだった曲」と「手離し服」で幸せを感じる「認知症の予防と介護」

認知症、障害、癌、介護といろいろあっても「幸せな気持ち」になれる「音楽」や「ファッション」や「脳科学」のヒントです 自分自身と家族のために書いていますが、一緒に楽しんでいただけたら、とてもとても嬉しいです

人生の楽しみ方

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私に「人生を楽しむ」ことを教えてくれた人

私の心の中の「先生」は、おばでした

父かた、母かたともに、

親族はみな「どこの馬の骨」と言われそうな人ばかりです

いい、悪いではなく、

単にそういう「状況」に生まれてきた、私も含めた一族です

そのなかでも、

もちろん自力で成功してお金持ちになった一家もあるし、

士業などで名誉?を得た一家もありました

けれど、

私に「人生を楽しむ」ことを教えてくれた先生は、その中でも「経済的には貧しい生活」をしていたオバでした

私が大学生になり、都会にやってきたときの話です

「喜び」と「幸せ」は自分で見つけるもの

おばは、18歳の私をいろいろなところに連れ出してくれました

それは近場の登山だったり

神社仏閣の行事だったり

展覧会だったり

コンサートだったり

共通点は「無料」のものばかりでした

そういうものを見つけてきては、

私にも声をかけてくれる

そんなオバでした

どこかに行くと、必ずや下調べしてある「お楽しみ」もつけてくれました

それは、門前の団子屋だったり、下町の商店街の名店だったりしました

安くて美味しい♪

楽しい♪

10代の私はたくさんのことをオバから学びました

心やさしく、知的好奇心に満ちた、

独自のファッション?を愛するおばでした

結婚は当人たちがするもの

結婚は家と家との契約である

そういう社会が存在することは知っています

幸いなことに、私は「どこの馬の骨」一族の出ですから、

家と家というものには巻き込まれませんでした

それでも、お見合い話などもくる時代でした

私は現在の夫と恋をしました

家と家という考え方をする人から見たならば、

もしかすると釣り合いのとれない組み合わせだったのかもしれません

実際に私たちの結婚式に出席してくれた友人は、

その式場や

披露宴や

お色直しのありかたや

新婚旅行などに

驚いたと、あとになってから教えてくれました

本当に質素な結婚でした

ギリギリのところで、

反対していた私の父が結婚式に参加してくれたことが、とてもありがたいことでした

何も私には言わず、間に入っていてくれた亡き母に今も感謝しています

世の中には、

周囲の人々から祝福されない結婚というものもありますよね

それを押し通しても幸せになれるのか、なれないのか、

そこは本人ふたりの気持ちひとつなのだと思います

結婚は、当人2人がするものだと

今も私は思っています

2人でチカラをあわせて、

毎日を喜びに満ちたものにしていくことが

結婚なのだと信じています

もちろん、

結婚しないという選択肢、

子供はもたないという選択肢もあります

すべては、

自分自身が決断することですよね

応援

オバ夫妻は、

私たちが結婚を考えた時に、

両親たちよりも先に、私たちふたりを家に呼んでくれました

とても狭くて、お世辞にもきれいとは言えないアパート住いでした

そこでオバ夫婦と私たちが歓談したのちに、

私たちの結婚話は、私の父を除くと

トントン拍子に進んでいきました

オバが母に太鼓判をおしてくれたのでしょう

当時の夫は、

「なにもない人」でした

職なし

それ以前に卒業も危ういため学歴もなし

家なし

父なし

けれど、私にとっては「素晴らしい人」でした

この人と毎日わらいながら生きて行きたい!

そう思える人でした

若かったです

^_^

その先の人生

無鉄砲なふたりに

たくさんの試練もやってきました

初めての子供が死にそうになったこと

海外生活の中での私の癌

2人目の子供の障がいと病気

でも、

コインの裏表と同じで、

試練というのは喜びでもありますよね

助かった命

与えられた人生

そういうものに感謝しながら生きてきました

振り返ると、楽しかった思い出が

止めどもなく流れ出します

幸せを分け合う仲間

かなしいときには、そばにいてくれるだけで悲しみが半分になり、

嬉しいときには、その喜びを分かちあえる大切な人たち

それは、

家族かもしれないし

友だちかもしれませんね

ご近所の方というのもあると思います

いずれにしても、

自分だけが知っている「とても大切に思うごく少数の人たち」

そういう人とともに歩む人生は、とても豊かだと思います

豊かさとは、

金銭や名誉といった人との比較ではなく、

友だちや知人の数でもなく、

それぞれの心の中の「密かな喜び」なのだと、

命の先が見えてきた今、

さらにさらに、

思います

ありがとうございます

子供たちに伝えたいこと

若い方たちに知ってほしいこと

それは、

自分の力で

自分で「幸せを感じられる人」になってね

ということです

喜びは

毎日の生活の中にあります

とても小さな出来事のなかに、幸せのタネはたくさん潜んでいます

自分がそれに気づくか気づかないか

それだけだと思います

人と「比較」することで、

自ら不幸な気持ちになる人にはならないでくださいね

それは、とてもつまらないことです

比較ほど愚かなことはないと思います

もともとが、

人は皆ちがうのですから

自分は自分

人はひと

それぞれの良さを認めあって

それぞれの「そのまま」を尊重しあって

生きていけますよね

どうしても合わない人とは距離をおくこと

これも、とても大切なことですよね

私は誰とでも上手くいく!

そんなところを目指す必要などないと思います

自分のそのままを愛してくれる人は必ずいます

そういう人たちに囲まれて暮らす幸せ

そこを目指してくださいね

大丈夫

きっと

大丈夫

だって、

みんな、それぞれに、いいところをたくさん持って生まれてきた私たち人間なのだから

生きてるだけで丸儲け、な

私たちなのだから

ありがとうございます

まさかの体調不良

朝の記事も書けませんでしたが、

以前におばのことを想いながら書いたものを載せました

大好きなおばでした

母も、お姉さん、お姉さんと

おばのことを尊敬していました

泣き止まぬ赤子を、一発でご機嫌にしてくれるのも、

いつもおばでした

暑い暑い夏

みなさまも、体調に気をつけて、

今日もいい一日をお過ごしくださいね