あい青子「大好きだった曲」と「手離し服」で幸せを感じる「認知症の予防と介護」

認知症、障害、癌、介護といろいろあっても「幸せな気持ち」になれる「音楽」や「ファッション」や「脳科学」のヒントです 自分自身と家族のために書いていますが、一緒に楽しんでいただけたら、とてもとても嬉しいです

ドキュメンタリー『ボン・ジョヴィ:Thank You, Goodnight』の評価は?第4話ネタバレ注意

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ネタバレ注意です

まだご覧になっていない方は、まずドキュメンタリーをご自分で観てからにしてくださいね

ディズニープラスで配信中です

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第4話に関してはネタバレ満載なので

要注意です

このドキュメンタリーはお勧めです

ボン・ジョヴィのファンではない方にも

歳の重ね方

チームのあり方

辛い時の生き方

いろんな意味でお勧めします

ボン・ジョヴィの現在と行方は?

第4話、パート4は「現在」です

ジョンの声が出ないこと

手術をうけ、ボイストレーニングを毎日し、

ありとあらゆる「出来ること」を試した上で

かつての自分の声が出るようになるのを待っています

そして、もしも出ないのならばライブは引退するとまで語っています

コチラでした

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支えてくれた人たち

たくさんの人たちの協力によって今まで続いてきたボン・ジョヴィ

忘れてはいけないことでした

Obie O'Brien 若い時のエンジニア

第4話はジョンがオビを訪ねるところから始まります

ジョンの人柄と

それに応えるたくさんの人たち

すべては人間関係だよなあと思い至ります

歳を重ねた、ともに白髪のジョンとオービーが静かに昔を語る

涙です

ヒュー・マクドナルド(アレック脱退後のベース)

アレック・ジョン・サッチがいた時から

すでにライブ以外のレコーディングのときには

ベースを弾いていたヒュー

影武者?!

あまりの陰の濃さに涙が出そうです

20年以上の時間

遅すぎるくらいの正式なメンバーとしての紹介でしたよね

あの曲もこの曲もベースはヒューだったのだという驚き

コチラでしたね

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フィルX

突然、姿を現さなくなり

そのまま脱退してしまったリッチー

そのリッチーの穴を埋めたひと

穴をそれからずっと埋め続けたひと

一度もライブを中止することもなく!

奇跡的ですよね

超実力派ですよね

ヒューにも

フィルXにも

ファンからの感謝だけにとどまらず

本人からの感謝の気持ちがないと

やってはいけないと思いました

リッチー・サンボラ

ドキュメンタリーには何度もリッチーの過去の姿と

インタビューをうける今の姿がありました 

リッチーは「家族の問題」と「自身のアルコールなどの依存症の問題」でボン・ジョヴィを脱退しています

とんでもない迷惑を仲間にも仕事関係の全ての人たちにもかけています

そして、そこからの長期間、

リッチーは娘さんとの関係をよきものにし

健康状態を改善しました

その間にボン・ジョヴィは

新たな仲間たちの協力のもとに大切なものを築き上げてきました

そこのところの「理解」が鍵ですよね

やむを得なかった脱退という選択 

けれどボン・ジョヴィは多くの人たちの協力のもとに今も第一人者として存続しているのだという事実

そこにリッチーからの「感謝」がないかぎり

メンバーたちからの「リッチー復帰」へのOKは出ずらいだろうなあと思いました

アルコール依存症の期間の「記憶」など

とてもアテにならないし

事実とはとても乖離した「誤解」も多いはず

そこを本人が自覚して

どこまで謙虚に、自分の穴をうめてくれた人たちに感謝し

復帰できる道を皆で見出していくのか?

今後の動きに注目ですよね

自分の人生だけで精一杯だった

でも、復帰するならば

誰もが納得できる「感謝」の気持ちなしには

ジョンもデヴィッドもティコも納得はできないことでしょう

バンドはチームですよね

ジョン・シャンクス

プロデューサーであり

ステージでは(正式メンバーではない)ギタリストでもある

本当に多くの人たちとともにボン・ジョヴィの今があるんですね

エヴァーレット・ブラッドレイ

ツアーのパーカッショニストであり

コーラスもですね

声の出ないジョンをリッチーの立場で助けた人ですね

思えば、リッチーという人は

ギタリストであるだけでなく

ソロでも歌えるボーカリストであり

ジョンとハモれば、なんの化学反応?!というほどのマジックで

曲作りにおいても共作的なものが多かったはず

1人で何人分もの役割を担当していたということですね

だからこそ、リッチーにはリッチーの報われない不満というものもあったことでしょう

反対に言えば、

無責任に放り出した自分の大きな穴

それを、たくさんの人たちが皆んなで協力して埋めることで

ボン・ジョヴィは存続しているのだという事実でした

ボビー・バンディエラ(Bobby Bandiera)ギターとコーラス

セカンドギターとして準備されていたボビー

それくらいリッチーの状況は長年にわたり不安定だったのでしょう

ギターとコーラスをとりあえずボビーに埋めてもらう!

リッチーが消えた当日を乗り切れたのはボビーのおかげでした

フィルXがカナダから来てくれるまで繋いだボビーの働きです

ジョンの弟マット・ボン・ジョヴィ

子供の頃から兄が率いる軍団を見ていたひと

そして大人になり戦力となったひと

まさに家族です

デヴィッド・ブライアン

彼の棘のない明るさがドキュメンタリーのなかの清涼剤ですよね

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そしてミュージカル「メンフィス」にも参加!

ティコ・トーレス

オリジナルのメンバーの中での最年長

アルコールでひとが変わるなど問題をかかえていた時期の話もありましたが

とても落ち着いていて

彼なしには続かなかっただろうなあと感じます

アレックとのバンドの関係とか

あたたかいです

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ボン・ジョヴィの基礎ですよね

ジョン・ボン・ジョヴィ

このドキュメンタリーの主人公です

正直にさらけ出す姿に

障がいをもったスターたちを思い出しました 

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自分の弱い部分をさらけ出せる人こそが

本当に強い人なのだと思います

妻ドロシア・ハーレイ

このドキュメンタリーにはジョンの妻の姿とインタビューがたくさん出てきます

アイドル時代の複雑な立場

家で子供たちと暮らす堅実な母

苦悩する夫をずっと見てきた最大の理解者

高校時代に知り合った特別な人なのだと分かります

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アレック・ジョン・サッチ

死因は心筋梗塞だったのですね

夜中にティコのもとに届いた訃報

ボン・ジョヴィというグループを、仲間を繋げたひと

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ボン・ジョヴィの「ロックの殿堂入り」に参加したあの姿が忘れられません

アレックは素晴らしい仲間です

ボン・ジョヴィの「ロックの殿堂」入り

ロックの殿堂について沢山書いてきました

子供の頃から大好きだったスターたちが

次々と殿堂入りしていきました

そして、その授賞式の模様は

人生そのものでした

ともに苦労した仲間たちがいて 

支えてくれたスタッフや関係者たちがいて

大切な家族や友人たちがいる

ファンもいる

だからこそ

自分はこのステージに今立っている

そんな感動を毎年、たくさん見せてもらえた幸せ

ボン・ジョヴィの順番がやってきました

今のメンバーもいます

アレックもリッチーもいます

こういうのがいいです

だって、仲間なのだから

アレックが亡くなる前に、ロックの殿堂の壇上に共に立てたこと

ファンのひとりとして感謝です

ロックの殿堂とは?

コチラも読んでいただけたら嬉しいです

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シングル「レジェンダリー」アルバムも出せる声に戻った!ツアーに行ける声になるかは誰にもまだ分からない

今はココですね

ジョンは弱音も吐くけれど

強い人だと思います

さらけ出せるのが強さです

「レジェンダリー」日本でもドラマの主題歌としても話題です

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そして、これからどうなるのかは

誰も分からない

Thank You, Goodnightと言える覚悟はできている

素晴らしいと思いました

ドキュメンタリーの評価

見てよかった!

昔から知っているはずのボン・ジョヴィへの理解が確実に深まりました

それ以上に

  • 誰にとっても限りある命
  • 誰にとっても限りある健康
  • そこをどうやって模索しながら毎日をよき日として生きていくのか

学ぶことが多かったです

白髪になった仲間たち

画家としてのティコ

前向きなデヴィッド 

楽観的でありつつも不安を隠せないジョン

寄り添う妻

仲間たち

みんな正直だなと思いました

こういう人たちが作っているのが「ボン・ジョヴィ」なのだなあと気がつきました

このドキュメンタリーは「過程」のドキュメンタリーです

曝け出した生のドキュメンタリーです

ファンだけでなく

人生後半戦を行く全ての方にもお勧めしたいと思います

もちろん、夢多き若い方々にもお勧めですね

ボン・ジョヴィは夢を叶えることをおしえてくれるバンドでした

ありがとうございます

個人的にも

「命には限りがあるのだ」というところを生きています

けれど病院だけの毎日にはしたくありません

どうしてもしたいことは、止められていてもします

毎日の中に幸せを感じる瞬間がたくさんあります

じいちゃんが

夫が

子供たちが

親族が

友人たちが

ご近所の方たちが

助けてくださる方々が

寄り添ってくれている幸せ

毎日、ちゃんと目が覚めて

太陽がまた昇り

ヘトヘトに疲れるまで頑張った1日の後に

日がまた沈む

なんて有難いことだろうと感じます

ほんの少しだけ若葉をつけた木々が

数週間のうちに

命あふれる逞しい木々に変化しています

人も同じですよね

赤ちゃんから

子供へ

青年から壮年へ

そして老人となることもあるし

そのどこかで死を迎え入れることもある

成長の物語ですよね

起こることを受け入れて

精一杯、生きたい

そんな活力をもらえるドキュメンタリーでした

 

みなさまも、ぜひ!

今日もいい一日をお過ごしくださいね