あい青子「大好きだった曲」と「手離し服」で幸せを感じる「認知症の予防と介護」

認知症、障害、癌、介護といろいろあっても「幸せな気持ち」になれる「音楽」や「ファッション」や「脳科学」のヒントです 自分自身と家族のために書いていますが、一緒に楽しんでいただけたら、とてもとても嬉しいです

映画【トイ・ストーリー3 】2010年アカデミー賞長編アニメ映画賞、おもちゃと遊んだ子供たちの成長と旅立ち(親は泣けます)

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子供たちとオモチャ、成長と別れ 

「トイストーリー」という映画とともに、子育てをしていました

子供たちとオモチャは、いつも一緒でした

トイストーリー

トイストーリー2

トイストーリー3

と進んで、

映画の主人公の少年アンディも、我が家の子供たちも、

オモチャとは別れ、進学と旅立ちの時が近づいていました

オモチャとの別れは、オモチャの側から見れば、置いてきぼりの寂しさ、捨てられる悲しさですが、

旅立つ少年少女から見れば、成長に伴う、自然な巣立ちであり、関心のひろがりの結果です

わかってはいるのだけれど、置いてきぼりの、捨てられるオモチャは悲しいのですよね

捨てられるオモチャ

我が家の子供たちにも、それぞれお気に入りのオモチャがありました

  • 遊びすぎて骨折してしまった空中回転するワンちゃん
  • ばあちゃんに買ってもらった虎のぬいぐるみ
  • 尻尾の先のないゴジラ
  • ぬいぐるみのプテラノドン

幼い頃から、旅先にまでついて行き、引っ越しても捨てはしなかったお気に入りのオモチャたちでした

それでも、進学で家を出る日は来ます

家を出る前に、どうしてもとっておいて欲しいおもちゃを箱に詰めるよう、2人に指示しました

引越しというのは、断捨離のいい機会ですよね

ありがとうを言って、サヨナラをしたオモチャたちも、たくさんいました

オモチャの思い出と、家族への愛

ある時、帰省中の子供が、ばあちゃんに買ってもらった虎がいないと騒ぎました

子供がまだ3歳くらいの時に、旅先でばあちゃんが買ってくれた思い出のぬいぐるみだったのです

私が間違って捨ててしまったのだと思いました

ちょっと破れたところもある古いぬいぐるみでしたから。。。

子供はショックで黙り込みました

「ばあちゃんとの思い出」だったのです

子供たちが幼なかった頃、私は癌で治療中だったもので、ふたりのバアちゃんが子供たちを支えてくれていました

そんな思い出を、私が捨ててしまったのか?!

 

実はぬいぐるみの虎は、ある日、別のところから出てきました

でも、私は知りました

大人になった子供にも、大切な「オモチャの思い出」があるのだと

虎を見つめる子供は「ばあちゃんとの思い出」を見つめていたのだと

我が家にも、我が家の「トイストーリー」がありました

お子さんを育てたお母さんも、お父さんも、おじいちゃんも、おばあちゃんも、ほかの色んな方たちもが、

それぞれのトイストーリーを見てきましたよね

大人も泣ける思い出「トトロ」と「バービーのケン」

この映画は、ディズニーやピクサーの映画が、常に「子ども達を映画館に連れてくる親たち、大人たち」を意識している大成功例だと思います

つまり、大人が泣ける映画なんですよね

いろんな仕掛けがあります

個人的には、子供たちが幼なかったころ遊んだ「ミスターポテトヘッド」が出てくるたびに、

子どもは笑うんですが

私は泣けます

だって、思い出の象徴なんですから

目玉も口もみんな飛び出しちゃうおもちゃでした

さらに、「トトロ」まで出てくるんですよ

トトロのビデオは、海外にいる孫のために母が送ってくれました

亡き母の気持ちを想像すると、また泣けます

さらには、私自身が子供だった時に夢中だったバービーとケンが出てくるんです

ケンのお人形は持っていませんでした

持っている子がうらやましかったです

そのバービーとケンが繰り出すコント芸

いいわあ(泣き笑い)

ことこまかく、楽しめる映画となっていますよね

ありがとうございます

お人形系は、魂が入っているような感じがして、

捨てる、ということが難しいです

母のお姉さん、つまり私の叔母が作ってくれたお人形の数々、

ご近所のおばあちゃまが、我が家の子供たちを可愛がってくれて、プレゼントしてくれた手作りのお人形

捨てるのは、とても辛いです

けれど、いつかはサヨナラの日がやってきます

今までありがとう

楽しかったよ

ありがとう

と、

たくさんの思い出に感謝しながらオモチャとのお別れをする

やはり、

子供に寄りそい、子供たちを育ててくれたオモチャというのは、

ある意味、親そのものの隠喩、暗喩のような気がします

お役に立てて、嬉しかったよ

立派に大人になって、旅立つ姿を見られて嬉しいよ

そんな親心がありますよね

 

「とても寂しいけれど、とても嬉しい」

みなさんも、そんなご経験がありますか?

今日もいい1日をお過ごしくださいね