2019年の「アカデミー賞」
作品賞は「パラサイト」でした
上の記事に書ききれなかったノミネート作の「ジョーカー」
問題作です
色んな意味で、かなり深いです
ホアキン・フェニックスとロバート・デ・ニーロ
おどろおどろしいのは、もはや無理な私なのですが、
この2人の俳優が出ているのなら、観ないという選択はないだろうと、観てみました
ホアキン・フェニックスは、昔は、お兄ちゃんの故リヴァー・フェニックスとの対比で観ていました
「誘う女(To Die For)」のころから、出てくるだけで強烈な印象を残す役者さんでしたよね
今は、強烈な主役の人となりました
ホアキン・フェニックスのでている映画を全部観るシリーズなんていうのも凄そうですね
一方のロバート・デ・ニーロは、この作品よりもっと怪物役のほうが、もしくは徹底的にいい人の方が、似合うと思います
個人的な意見ですけれど^_^
映画「ジョーカー」
ある種の病気をもつ青年
小人症の唯一の理解者
性格の悪いエリートの証券マン達
兄弟かもしれないと思った孤独な少年
ひとを笑いものにするスター
病気の母親
ありとあらゆる人たちが、普通の人なんていないよね、という世界です
あまりに哀しくて、やはり、今の私には、もう少し違う作品が救いがあっていいなと感じました
今の私だからですね
それぞれの人が、「小さな幸せ」を日々感じながら、他者を見下したり攻撃したりしない世界になっていってほしいです
ひとを虐げたり攻撃したりする人たちは、その人たち自身も不幸なのだと思います
だから、他人を攻撃する
あたたかい人間関係が、誰にとっても必要ですよね
ひとりひとりに「心から信頼できる人」がいたらなあと思いました
切なすぎます
ありがとうございます
映画も小説も、その時の年齢や状況によって、読み取れるものが違うし、感じるものも変わってきますよね
ホアキンフェニックスが哀しすぎて心が痛いです
こういう役は、彼ならではだなあと思いました
ただの悪人なんかじゃないよ、という悲しみ
この哀しみの共感なくして、平和なんてありえないと思いました
こわい映画だけれど、真理をついているからこそ怖いのだと思います
ホアキン・フェニックスはお好きですか?
ロバート・デ・ニーロは、いかがですか?
今日もいい1日をお過ごしくださいね