実に面白かった映画「ビートルズ:ゲットバック」
1日目から3日目まで、長い長い映画なのにあっという間に終わってしまいました
特に、パート3は笑顔炸裂、演奏もノリノリで、本当に楽しかったです
気になったことアレコレ
1.50年前の映画「レットイットビー」のマイケル・リンゼイ=ホッグ監督は、自分が昔、監督として撮った大量の映像が今、ほかの監督の手により、再び編集され、新しい映画として世に出されることをどう受けとめたのか?
2.上記の監督の母親が、フィッツジェラルドという興味深い名字で、監督本人もチョート高というアメリカ東部の名門高出身であることが意外?
3.噂にすぎないけれど、この旧作の監督の父親があのオーソンウェルズ?!
4.ビートルズの4人が当時、25歳から28歳と若かったこと。見た目は老成しているし、疲れているし、実年齢はそこまで若かったのかと驚きました
5.なぜ再編集の新作の監督が、ピーター・ジャクソン監督なのか?子供たちと見ていた映画「ロード・オブ・ザ・リング」の監督としてのイメージが強すぎて、ビートルズとロード・オブ・ザ・リングやホビット?!と動揺してしまいました
6.ビートルズのそれぞれのメンバーのパートナー達が見られた嬉しさ。子供の頃に買った本「ビートルズの軌跡」や「ミュージックライフ」に載っていた彼女たちが動いている姿を見られるのは楽しい
ヨーコさん(ジョン)、リンダとヘザーちゃん(ポール)、パティ(ジョージ)、モーリン(リンゴ)と、当時のファッションにも目が釘づけ
7.プロデューサーのジョージ・マーティンのかっこよさ。ビートルズ以外のプロデュースとして、ジェフ・ベック、アメリカ、チープ・トリックと私が好きな人たちの名前がでてきて嬉しい。
8.リンゴが離脱、ジョージが離脱、ジョンが離脱を語る、最終的にはポールが離脱と、結局のところ4人全員が一度はビートルズを辞めることを考えていた割には、映像の中の表情が明るいし、ふざけあっていて子供みたい。
9.作中に出てきたジョンが推す新しいマネージャーのアラン・クラインこそが解散の1番の原因?詐欺師もどきのマネージャーはバッドフィンガーを思い出させる。アレン・クラインのマネージメントは、ローリングストーンズにCCR?
10.四人の曲作りがカジュアルで興味深い。だんだん出来ていく過程を見られて楽しい
11.エリック・クラプトンやビリー・プレストンといった内輪ではないメンバーが参加することで、空気は変わる
12.同様に、たとえ会社の建物の屋上に過ぎなくとも、人目にさらされるライヴを行うことで、自分たちだけで行っていた時の演奏とは格段の差の演奏が生まれる
13.古くからのマネージャー、ブライアン・エプスタインの死は、想像以上にビートルズにとっては致命的な打撃だったのではないか?
と、もう色々と気になってしまいます
こういうのがファンとか、オタクとかの心理なのかもしれませんね
ジョン(レノン)の息子ジュリアンの感想
というところで、
あのヨーコさんが常にジョンの横にいて、
かつ、ヨーコさんの以前の結婚相手との「離婚成立」を喜んでいるシーンまであるこの新作映画を、
ジョンの前妻シンシアの息子、ジュリアンが見た感想というのがまた、とても意外で、
みんな50年という時間ののちに、大人になったのだと、しみじみ感じました
ジョンの最初の奥さんシンシアも、6年前にお亡くなりになっていたんですね
ジュリアンの記事はこちらです
3部作を見終わってすぐの、とりとめのない感想ですので、
もう少し整理できればと思っています
ありがとうございます
ビートルズのリンゴとポールが80歳前後です
自分自身も60代に突入しました
あれから50年もたったのだなあと感じ入ります
小学生だった少女が夢中で聴いたレコードの数々
漢字が読めなくても必死で読んだ関連本
数少ない写真を何度も眺めた雑誌
家出までして見に出かけた映画「レットイットビー」
帰りに買って持ち帰った大きなポスターのパネル
全てが、遠い昔の出来事でありながら、今また、目の前に蘇ったかのようです
ビートルズが、自分の人生の一部のように感じる方は、きっとものすごく多いですよね
それくらいの影響力がビートルズにはありましたよね
前回の繰り返しにはなりますが、
本当のビートルズのコアなファンだった方々、60代70代80代のビートルズファンの皆さんに、この新作映画が見てもらえるように
ディズニープラスの配信の契約と使い方と辞め方を、身近な若い方々がお手伝いしてあげてほしいなあと切に願います
こんな簡単なことで、こんなに喜んでもらえるのかと、ご自身もビックリされることになると思います
いつも、お節介な婆さまですね
ということで、今回も長文を読んでいただき、ありがとうございました
今日もいい1日をお過ごしくださいね