レット・イット・ビー(ビートルズ)のシングル・レコード
LET IT BE (THE BEATLES) の個人的なお宝レコード(シングル)です
ビートルズの「レットイットビー」はお聴きになりますか?
この曲は、圧倒的に「メロディ」と、下がっていく「コード進行」が美しい名曲なのですが
「歌詞の意味」もまた、苦しい時、哀しい時に、こころに寄り添ってくれるような
そんな曲です
ポール・マッカートニーの母親?!聖母マリアじゃなく?
ポール・マッカートニーが、「マザーマリアというのは、亡くなったお母さんの夢を見たことで作った歌なのだ」と話していました
ずっと「マリア様」のことなのだと思っていたので、「亡くなったお母さん」と知って、ますますこの曲が好きになりました
亡くなったお母さんが語りかけてくれる「大丈夫ですよ」「なるようになりますよ」という声
その声だけで安心し、心をともす灯台のようになってくれますよね
今は、心を乱され、コロナに潰されないように、テレビは消して、最小限の正確であろう情報だけで、静かに暮らしています
早く世界が落ち着きますようにと、自分ができることをするしかないですね
さて、前回お話した 「ア・ハード・デイズ・ナイト」でビートルズに目覚めた小学生こどもの私は、お年玉を握りしめて、ビートルズのレコードを買いに田舎のレコード屋さんに行くのですが、
当時のレコード屋さんて、シングルもLPも、みんなが見て触るヨレヨレの汚い透明ビニール袋に入っていて、それを買うと、パリッとした新しいビニール袋に入れ替えてくれていませんでしたか?
我が家に残る、小学生こどもこと私のお宝シングルは、レットイットビーなのですが、なぜか、汚いビニール袋にすら入ってなく、むき出しのままなんですね
歌詞カードもない
どこへ消えたのか???
LET IT BE(THE BEATLES)のジャケット(シングル)
もうね、このレコードは何度聴いたかわからないほど聴きましたね
レットイットビーが流れるだけで、当時住んでいた田舎の忍者屋敷みたいな家の、台所から秘密の階段があって、屋根裏部屋につながっていて、その屋根裏には、なぜか魚の干物が干してあって、その魚の干物の干物の匂いの中で聴き続けていたレットイットビー
その魚の匂いまで思い出せるレットイットビーなんですよね
嗚呼、認知症のばあちゃんと語り合いたい忍者屋敷の思い出
調子のいい日ならば、あそこは、どこどこの社宅だったとか、私の知らないことも思い出してくれるんですよね
それにしてもビートルズは、
とんでもなく好きになった時には、もう解散していたという、それはそれは小学生にとってすらショックな出来事でした
どうして、どうして、どうしてなの?と泣きました
そんな思いで聴くレットイットビーのメロディーは哀しく切なく、絶対に英語の分かる人になりたい!という思いをかきたててくれましたよ
このシングルのレット・イット・ビーが、アルバム(LPレコード)のレットイットビーにつながり、私の音楽の世界は広がっていきました
ところで、ビートルズは誰がお好きですか?
知的なジョン
歌の上手いポール
ハンサムなジョージ
愛されキャラのリンゴ
私は、子供の時からジョージひとすじですね
ジョージが亡くなった時のショックは、今も忘れられません
そのことは、また後日に
服の手離し ダブルのジャケット
ビートルズといえば、レットイットビーをはじめとして、白黒のコントラストのイメージがあります
白黒のモノトーンのファッションが一番好きだったのは、もしかしたら、そこからきているのかもしれません
↓最後の最後まで手離しを躊躇しているジャケット
一緒に、認知症予防にもなる音楽の「ノスタルジールーム」を作ってみませんか?
どんな音楽がお好きでしたか?
ファンになって影響されて着ていた服もありましたか?