あい青子「大好きだった曲」と「手離し服」で幸せを感じる「認知症の予防と介護」

認知症、障害、癌、介護といろいろあっても「幸せな気持ち」になれる「音楽」や「ファッション」や「脳科学」のヒントです 自分自身と家族のために書いていますが、一緒に楽しんでいただけたら、とてもとても嬉しいです

【ハイファイセット】「フィーリング」とイーグルス「ホテル・カリフォルニア」(1977年のヒット曲)

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認知症対策の曲選びも、20歳前後バージョンに突入しました

認知症には、10歳から15歳の間、20歳前後、その後6、70代の時期においての記憶が、効果をもたらすという情報のうちの、20歳前後バージョンです

 

介護生活を楽しいものにする「服の制服化」の話は、今回はお休みです

 

1977年のヒット曲はフィーリングとホテルカリフォルニア

1977年というと、個人的にはイエス(プログレッシブロック)ばかり聴いていました

バンドで(高校生といえばの)ディープ・パープルのスモーク・オン・ザ・ウォーターやハイウェイ・スターなどもやっていました

そんな記憶の中で、それ以外の好きだった曲が、正直、思い浮かばなかったんです

ところが、今回おなじみの「○○○○年 ヒット曲」での検索を見てみると、思いがけない曲が出てきましたよ

 

日本の曲は、前回も書いたハイファイセットの「フィーリング」です

 

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大人の曲ですよね

ハイファイセットは、自分で意識している以上に、無意識下では大好きだったんだと今になって気がつきました

今回の日本のヒット曲を検索してみるバージョンの大収穫です

 

もう1曲はイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」です

これはもう、知らない人がいないくらいの大ヒットでしたよね

名曲です

認知症の予防や対策としては、その当時聴いていたのと同じもの(オリジナル)を聴くのがいいのですが、

ホテルカリフォルニアというと思い浮かぶグループがあります

名前が出てこないので、「双子 ホテルカリフォルニア」で検索してみます

速攻で出てきました

YouTubeのモナリサ ツインズです


Hotel California - MonaLisa Twins (The Eagles Cover)

オーストリア出身だそうですが、このビデオ、バックの光景が私と夫がアメリカに住んでいたころのドライブ風景そのもので、懐かしさのあまり涙が出そうです

しかも、この双子ちゃんたち、ものすごく可愛い

しかも、めちゃうまい!

どうしてこのデュオを知ったのか、もう忘れてしまったのですが、

(今、思い出しました!ジョージのホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープスのカバーをたくさん聴いていて見つけたんだと思います)

 

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ビートルズの曲をたくさんカバーしていて、ふたごちゃんのパパママもビデオにちらりと登場するところが素敵です

わたしが認知症になったとき、モナリサちゃんたちのことを覚えているかどうかは定かでないけれど、

ホテルカリフォルニアをビデオで見せてくれるなら、イーグルスのオリジナルではなくて、モナリサツインズのビデオがいいかななんて思ってしまうほど、お気に入りです

ホテルカリフォルニアが好きな方も、ビートルズが好きな方も、かわいいのに実力派!みたいな子たちが好きな方も、

ぜひ、おすすめします

 

認知症対策としての「大好きだった曲」のリスト作り

10歳から15歳のとき好きだった曲(オリジナル)を聴くと認知症に効果にあると聞き、将来の(認知症になった)自分のための「大好きだった音楽リスト」を作っています

 

認知症が進んだ母と90代の父を呼び寄せ一緒に暮らしていますが、認知症といっても、調子のいい時、悪い時がありますし、調子の悪い時でもスイッチが入ると突然、生き生きと話し出したりもします

 

スイッチとなるのは、大好きな孫の話だったり、こども時代の経験だったり、趣味の話だったり、60代70代のときの旅の話だったりするのですが、

いくつかの効果の高いスイッチは確実に存在します

 

そんな毎日を送っているもので、女系で2代、祖母、母、おばと3人も認知症が続く3代目の自分が、万一、認知症になった場合にも、スイッチさえ知っている介護者がいれば、生活の質は劇的に変わるのではないかと期待しています

 

音楽(大好きだった曲)は、その1つです

大好きだった映画

大好きだったテレビ

大好きだった服

大好きだった食べ物

大好きだった家(部屋)

そういったものを再現すると効果があることが、わかってきています

様々なスイッチがあります

 

ただ、本人が認知症になってから、見ず知らずの介護者にそのスイッチを伝えるのは、とても難しい作業です

認知症が進む前に、本人が家族や親しい人たちに、スイッチの数々を伝えていくことで、その後の生活の質を向上させることはスムーズになると思っています

 

認知症の母を見ていると、喜怒哀楽といった感情はとても豊かです

日々、記憶や難しいことを理解する力は衰えていっても、生きる歓び、笑い、感謝、そういった感情はちゃんとそこにあります  

 

もちろん、哀しみや怒りもあります

生きている限り、できるだけ喜びを感じ、笑い、なにかしら楽しみを見つけていたい

そんな思いを、強力にサポートしてくれそうなヒントの1つが「大好きだった音楽(曲)

を聴くこと」です

 

毎日のように、

  1. 介護の生活をラクに楽しくしてくれる服の制服化

     

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  2. 認知症に効果のある「大好きだった音楽」のリスト作り

     

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  3. 幸せを感じるためのヒント

     

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この3つを中心に書いていますが、

「大好きだった音楽のリスト作り」は、たくさんの方々と、それぞれのリスト作りを進めていけたら素敵だなと夢見ています

 

どなたかの好きだった曲の話が、遠い記憶を呼び起こしてくれることがあるからです

ああ!そうだった!

その曲が大好きだったんだ!

名前も忘れていたけれど、その曲が大好きだったんだ!

そういうことが、よく起こるからです

 

認知症の予防として、食べ物や運動、脳のトレーニングもしていますが、

していて1番楽しいのは、私の場合は、「大好きだった曲のリスト作り」です

 

ありがとうございます

 将来、認知症になっても、ならなくても、楽しい「大好きだった曲」のリスト作り、

ご一緒できたなら、とてもとても嬉しいです

最後まで読んでいただけて今日も感謝です