CATHARINE PARR 最後の六人目の王妃
「ヘンリー八世の六人の妻」に関する記事はコチラでしたが、
中にはこうありました
「Catherine Parr」はアルバムの中で最も素晴らしいトラックで、ハモンドC3でドラマティックに色付けられている。それはリック・ウェイクマンの完璧に制御されたアルペジオとビル・ブルーフォードの恐るべき想像に溢れるドラム演奏によってキビキビと後押しされている。
もうね、
アルバムを通して聴いてきて、この曲「キャサリン・パー」に至ると、
参りました
その一言です
素晴らしい
いいものを聴かせていただいた
そんな感じですよね
もちろん、ビル・ブルフォードです
このアルバムは、イエスからビル・ブルフォードもアラン・ホワイトも参加していますが、
ビル・ブルフォードという人は、別格だと思います
キャサリン・パーとは(訂正と更新です)
ヘンリー八世の最後の王妃です
王妃となったキャサリンは、当時庶子の身分に落とされていたメアリー(後のメアリー1世)とエリザベス(後のエリザベス1世)の姉妹をすぐに宮廷に呼び戻して王位継承権保持者の地位に戻すことを王に嘆願し、これが1543年の第三王位継承法制定につながった。
この人なくして、現在の英国王室の血筋もないということですよね
イングランドのメアリー1世と、スコットランドのメアリー1世を間違えました
上記のイングランドのメアリー1世もエリザベス1世も子孫を残していません
子孫を残したのは、スコットランドのメアリー1世
詳しい訂正と更新はコチラです(歴史に疎い者が書くと大失敗のいい例ですね)
さらに、
賢いキャサリン・パーが王の死後に暮らした愛する人が、また彼女を裏切るという流れに
しかもその相手はのちのエリザベス1世であるということに
なんともいえない哀しみがありますね
映画『わが命つきるとも』(A Man for All Seasons)
こうしてヘンリー八世の六人の妻に関する歴史を眺めてくると、
映画も再び観たくなりました
「我が命つきるとも」は、1966年という古い映画ですが、見応えがあります
アカデミー賞を6部門も受賞しているんですね
トマス・モア、トマス・クロムウェル、ノーフォーク侯爵といったヘンリー八世の周囲の重要人物たちから見たアン・ブーリンをめぐる騒動
とても興味深いです
その流れのなかでの、自身は王の子供は生まずとも生き残り、一度は王室から追い出された女の子どもたちを呼び返した、現在の英国王室につながる歴史の縦糸を作ったキャサリン・パーという、ヘンリー八世の六人の妻のなかの最後の妻
すごい人だと思います
ヘンリー八世の六人の妻、全員を読む、聴く
コチラになります
ありがとうございます
イエスが好きすぎて、記事が書きづらい
リック・ウェイクマンが好きすぎて記事が書きづらい
と、
このブログを始めて3年以上がたち、
記事の数、すなわち「大好きだった曲」の数もとんでもないことになっているというのに、
自分としての本丸!を攻められずにきてしまっていました
もうね、
「死んじゃうかもしれないから、ごめんよ~」のノリで書かせていただくことにしました
もっと突っ込んで書きたい
もっとマトモなものを書きたいという「欲」はあるのですが、
「時間がないもので」という言い訳をいただいたので、
こうして書けています
そして、
「ヘンリー八世の六人の妻」に関しては、
リック・ウェイクマンの曲ばかりでなく
やはり「歴史上の人物たち」という点で、書いていて重かったです
みなさまは、
今回のリック・ウェイクマンの「ヘンリー八世の六人の妻」のシリーズ、
いかがでしたでしょうか?
壮大ですよね
歴史ですよね
人間の怖さと美しさですよね
ため息がでそうな曲の数々、
今日もいい一日をお過ごしくださいね