「ウィズ・アウト・ユー」は悲劇のバッドフィンガーが原曲
もっともっと、バッドフィンガーという素晴らしいアーティストを知ってほしいです
なのにまた、1年前の「バッドフィンガーのまとめ記事」が出てきました
そう、ドラマーのマイク・ギビンズが亡くなっていたのを知って書いた記事だったんですね
私が知らなかっただけで、彼は、2005年に56歳という若さでお亡くなりになっていました
ピート・ハムとトム・エヴァンズ
「悲劇」の2人は、多分、とても仲がよかったのでしょう
曲をつくり、ともに歌うだけでなく、
信頼できる関係だったのだと、ドキュメンタリーを見て思いました
ジョーイ・モーランド
ギターも弾くし、歌も歌うし、もちろんハーモニーも上手い
「その上、自分たちにはないルックスの良さがあったんだ!オシャレだし!」とは、ドキュメンタリーで、ドラムのマイク・ギビンズが、
メンバーチェンジで新しく入ったジョーイ・モーランドのことを語った言葉でした
その通りですよね
彼を迎えて、バッドフィンガーは、ビートルズの「アップル」のプロデュースのもとに、向かうところ敵なし!
のはずでした
それが、
曲は売れても、売れても、
こんなはずではない!
これはおかしい!と
いち早く言い出し、いち早く、契約やマネージメントを変えなければいけないと言ったのはジョーイと、そのアメリカ人の妻でした
他のメンバーは、なぜ、聞く耳を持たなかったのか?
ひとつには、
ひとを、マネージャーを、契約を信じたいという思いがあったのでしょう
窮地に追いこまれるまで、それでも信じたい思いがあったのでしょう
馬鹿じゃないの?!と言うジョーイの妻
彼女の言葉を素直に聞けなかったのは、新しいマネージメントを、そのアメリカ人の妻の父親がするという話だったからかもしれません
いずれにしても、ピート・ハムとトム・エヴァンズは命を絶ってしまいました
残されたジョーイは、自分のバンドを「バッドフィンガー」と名乗り、活動を続けました
亡くなったマイク・ギヴィンズ
ジョーイと奥さんのインタビューと比べると、
マイク・ギヴィンズのインタビューは、もっと荒々しい怒りがあるような気がしました
ただのファンだって納得のできない2人の自死
それを、古くからの仲間が、納得できるはずなどなかったことでしょう
マイクとジョーイの間には何があったのか、それも分かりません
ただ、私たちに残されたのは、マイク・ギヴィンズの叩く荒々しいドラムの音でした
テレビ番組の中で、ひとり怒りを隠さない、その顔でした
Youtubeで見る姿
残されたピートの奥さんと娘さん
娘さんが結婚された時のビデオ
残されたトムの奥さんと義理の息子さん
奥さんが故郷での式典に参加された様子
その時々に、バッドフィンガーのことを思い出します
マイク・ギヴィンズもお亡くなりになって、もうジョーイしか、この世にはいないのですね
なんともいえない、大好きだったバッドフィンガーの物語でした
彼らのその後を知ると「歌詞」が哀しすぎる曲「明日の風」バッドフィンガー
この曲については、いままで書いていなかったのではないでしょうか
ラジオの音楽に夢中だった小学生の日々、「明日の風」と紹介されるこの曲もよく聴いていました
年月は流れ(50年!?)「明日の風」というタイトルも忘れていましたが
「キャリーオン」と繰り返される哀しいメロディーは忘れることがありませんでした
夕べ、たまたま夫が「いい曲だ」と流しました
私はその歌詞に哀しくてたまらなくなります
3人のご冥福をお祈りしたくなります
Carry On Till Tomorrow - Badfinger
バッドフィンガーのよさをYoutuberさんのチカラを借りて伝えたい
ユーチューバーの彼の顔を見ていると、いいものは「大昔のもの」でもいいんだなあと嬉しくなります
そうでしょ?バッドフィンガーの「デイアフターデイ」いいでしょ?!
バッドフィンガーが、若い方たちにも広まっていくと嬉しいです
ありがとうございます
みなさんも、大好きなグループはいましたか?
今も現役で活躍されていますか?
今日もいい1日をお過ごしくださいね