Arigato 毎日幸せを感じる「懐かしい曲」と「思い出」と「終活」

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60代以上ならどうする??映画「ロストケア」を観た

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映画「ロストケア」

2年前の映画です

小説の方を読まれた方もいらっしゃいますよね

私は配信で家で観ることができました

今の、これからの

日本の「老人介護」の問題を描いています

人口の三分の一が60歳以上?!

大変なことになります

その人たちの介護をいったい誰が

誰のお金で行えばいいのか???

60歳以上の方なら

みんな一度は見たほうがいい小説、映画だと思います

見たいこと、見たくないこと

映画の中にも出てきますが

ひとは

見たいものを見て

見たくないものは見ないことができる生き物です

脳内変換がとても上手です

言い訳も次々と出てきます

そして

状況はひとそれぞれ

本当に理不尽なほど不公平です

地獄の様な中を生きなければならない人たちがいます

うまく逃げる人たちも出てきます

けれど

遠くはない将来には

誰しも「次はお前だ!」とせまられる世界でもあります

そのへんは公平?なのかもしれません

必ず死はやってきます

介護する人、介護される人

個人的には自分の両親を呼び寄せて

ずっと介護しています

母は無事に自宅で見送ることができました

認知症

シモの問題

いろいろあります

障がいもある息子が、

幼かった頃から面倒をみてくれていた「爺ちゃん婆ちゃんのお世話」を

手伝ってくれています

病気になって「力仕事」の戦力外になってしまった私にとっては

本当にありがたい存在です

そう

「介護する人」だった私が

いつのまにか60代になり

「介護される人」になってしまいました

反対に

手のかかる「子供」だった息子が

私を両親たちを「助ける人」になってくれています

感謝です

松山ケンイチ、長澤まさみ、柄本明

3人三様によかったです

刑務所で暮らしたい老女役の綾戸智恵もよかった!

本当に

刑務所に入ることが願いとなる人たちだって

少なくはない現在だと思います

あめかぜを凌げて

三食食べられる。。。

将来はその数も増えるはずです

ありがとうございます

60代も過ぎたなら

親たちの介護もそれぞれに経験し

自分の将来もぼんやりと見えてきました

日本は人口ピラミッドが真逆になっています

圧倒的に生まれてくる子供の数が少なく

若者も少ないです

町は老人だらけです

労働力が足りな過ぎます

人が足りない!

機械化が進むか

日本よりも経済力のない国(どんどん少なくなってきました。。)からの移民を受け入れて

介護を続けるしか方法がなくなってきました

どうする私たち???

余計な医療に頼らない

命にしがみつかない

痛みだけはとってもらう!

これからはそれしかないだろうと想像します

税金に頼れない

国に頼れない

平均寿命を延ばすより

「健康寿命」はのばして「平均寿命」は短くなる

それしか方法はないのではないでしょうか

近未来

自助努力だけでは

どうにもならない世界です

当の当事者である60代以上の私たち

映画も観て

ともに考えたいですよね

なんとかせねば。。。

 

読んでくださり

ありがとうございました

笑顔で生きる

でも

努力もするよーーー