映画「ランディ・ローズ」(ドキュメンタリー『REFLECTIONS OF A GUITAR ICON』)のネタバレ感想
忘れないうちに感想です
この項目だけは、要注意です
なるべく、これからご覧になる方たちのためにネタバレが少ないよう、自分の「記憶」に留めるヒントとして書いていますが、
それでも、
ご自分で映画を観るために、情報は少なくとどめておく方がいいかもしれません
ここから、ネタバレです
- ランディ・ローズの生い立ち
- ランディに音楽を教え、名曲「Dee」を捧げられた(ランディと最も仲の良かった)お母さんドロレスさんhttps://www.aiaoko.com/entry/DEE_1
- 才能に恵まれギターの「先生」をし、かつ、スターになってからもクラシックギターの「生徒」として学び続けていた青年ランディ・ローズhttps://www.aiaoko.com/entry/Dee
- クワイエット・ライオットのランディローズ
- かつての仲間たち、それぞれから見たランディ・ローズ
- 日本でだけレコード2枚発売
- KISSとエンジェルとクワイエット・ライオット
- エディ・ヴァンヘイレンとランディ・ローズ
- 先生として生徒にギターを教える時も心優しい青年ランディ・ローズhttps://www.aiaoko.com/entry/DEE_1
- お兄さんからみた弟としてのランディ・ローズhttps://www.aiaoko.com/entry/2021r%26
- オジー・オズボーンとランディローズhttps://www.aiaoko.com/entry/Dee
- ルディ・サーゾとランディローズhttps://www.aiaoko.com/entry/randy_rhoads
- そして悲劇の事故での最期
- ナレーションはL.A.ガンズのトレイシー・ガンズ
- 有名アーティストたちのランディのギターの演奏と語り
ドキュメンタリー監督が語る記事
コチラです
日本では発売されたクワイエット・ライオットのアルバムがアメリカ本国では未発売に終わった
そういう意味では、アメリカをはじめとする海外のファンのほうがランディの新しい面を目の当たりにするのかもしれませんね
もちろん、クワイエット・ライオットを聞いていた日本のファンも、当時は「動画」などなく、感激の対面ですよね
この記事を読むと、ますます映画館に足を運びたくなります
海外ではDVDもBlu-rayも
事情があって劇場に足を運べない方々は、DVDなどや配信などを楽しみにされていると思います
コチラの記事ですね
海外で発売済みならば、日本にも「需要」即ちビジネス的なメリットがあると判断されれば販売されるはずです
そういう意味でも、映画館のほうの興行成績が上がることを期待したいですね
ランディの映画を見たいというファンの熱い思い、ですね
著名人のメッセージ
コチラの記事からどうぞ
今は有名なあの人この人も、若い時にはふつうの「ファン」だったという
当たり前の、素敵な話です
みなさまも、きっと同じような経験をされていたことと思います
世界中の老若男女から今も愛され続けるランディ・ローズって、
感謝ですよね
ランディ・ローズの死因となった「事故の原因」
この映画はランディの「最期」に焦点を当てたものではありません
ランディ・ローズの「オジー・オズボーン」での活躍を中心としたものでもありません
オジー・オズボーンに至るまでのランディローズという一人の「青年」の人生
ランディという人をまわりの「仲間たち」はどうみていたのか
そこに注目したものです
ですから、大スター「ランディ・ローズ」ではなく、仲間にとっての「ランディ」が描かれています
私個人は、ランディの名曲「DEE」がとてもとても好きだったので、当時ランディの死が信じられませんでした
曲を捧げたお母様よりずっとずっと先に死んでしまうなんて
しかも、亡くなった理由が「ツアー中の遊覧飛行での事故死」というのが信じられませんでした
ランディは飛行機が嫌いだったのに???
昔の話ですが洋書でランディの本を読みました
ツアー中であったこと
ツアーバスの運転手が小型機を操縦したこと
遊びで飛行するメンバーは、2組になったこと
2番目に飛んだのがランディとヘアメイクさんだったこと
朝だったので、まだツアーバスの中で寝ているオジー・オズボーンたちを驚かせる目的で、ツアーバスぎりぎりに「かすめる」飛行を何度かしたこと
ランディの乗った組の(2回目か3回目の、かすめる)飛行が失敗し、
ツアーバスに翼があたってしまい、その後、木に激突、さらに建物に突っ込むという大惨事になりました
搭乗の全員が亡くなりました
ありえない状況でした
ありえない死因でした
する必要もない遊覧飛行というより、お遊びの飛行
まったくする必要もない「おどかしてやろう」という曲芸飛行でした
とても、哀しいです
当時、読んだ洋書のタイトルを覚えていませんが、
記憶もあいまいですが、
上記のことは、自分の中で忘れられない哀しみです
今回の映画で、
ランディ・ローズが、オジー・オズボーンで「スター」になる以前から、
皆に好かれる気のいいお茶目な青年で、
ギターの先生であり、生徒であり続けた勤勉な「ギターが大好き」な青年だったこと
そういう「素のランディ・ローズの姿」を、たくさんの私たちに見る機会をくれたことが嬉しいです
ありがとうございます
若くして逝ってしまったロックのスターたちは多いけれど、
ランディの場合は、自分自身も死を望まず、どころか、クラシックを学びなおす希望に満ちあふれ、
家族も微塵も予想せず、
音楽の仲間たちは、そのあまりに悲惨な光景に、今でいうPTSD(心的外傷後ストレス障害)の状態が長く続いたことと思います
音楽をともにする仕事仲間を超えた「人間的な魅力」に溢れたランディを
心から悼む人たちが絶えないのは、まさに、ランディならではの現象でしょう
ぜひ、機会があればご覧になってみてください
青年ランディをとおして、
「成功」することと
「成功」しないことの、紙一重の差の意味
「生きる」ことの意味
「生かされている」ことの有り難さ
そのひと、そのひとの「青春の思い出」と「人生観」に
とても響く内容だと思います
みなさまは、ランディ・ローズをお聴きになりましたか?
ランディのどんなところが「思い出」でしょうか
今日も「Dee」を聴きたくなりますね
いい1日をお過ごしくださいね