あい青子「大好きだった曲」と「手離し服」で幸せを感じる「認知症の予防と介護」

認知症、障害、癌、介護といろいろあっても「幸せな気持ち」になれる「音楽」や「ファッション」や「脳科学」のヒントです 自分自身と家族のために書いていますが、一緒に楽しんでいただけたら、とてもとても嬉しいです

ビートルズの映画「レット・イット・ビー(Let It Be)」1970はトゥイッケナム・スタジオと屋根の上のなまのビートルズだった【The Beatles】

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「レット・イット・ビー」(ビートルズ)の意味は「生きること」歌詞はそれぞれにとって深いです

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Let it be「あるがままに」という、ポール・マッカートニーの逝ってしまった「お母さん」が夢枕で語った言葉

それはポールばかりではなく、ときに苦しむ私たちへのマリア様からの御言葉のようでもあり、

まさに「レットイットビー」の意味ではないでしょうか

「生きる」ことは苦しいことでもあります

けれど、生きているというだけで感謝なのだということを私たちは忘れがちです

誰にもいつかは訪れる「死」

その日まで、苦しくとも哀しくとも「あるがままに」そこを生きることこそ人生なのではないでしょうか

認知症と介護の中の「レットイットビー」

認知症の母と90代の父と暮らす日々のなかで、

自分自身の「認知症の予防と対策」のために、「昔大好きだった曲のリスト」を作っています

 

音楽を使ったこの方法と効果については、ご興味があれば、こちらもご覧ください↓

 

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年代別のヒット曲から「好きだった曲」のリストを作りました

こちらです

 

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 今は、「好きだった映画音楽」のリスト作りの最中です

運命の中で「生」を「レットイットビー」を語られた方

おりょー♪ (id:ryokobonafede) さんのブログより

gantokurasu.hatenablog.com

 

私は、おりょー♪さんのブログの読者にさせていただいてから、まだ日が浅いです

ここで何かを書くのはどうかなと、朝から悩みました

でも、おりょー♪さんの書かれていることが、あまりに深く、あまりに心にしみたもので、

自分自身への「忘れてはだめだよ」という記録として、

そして、ひとりでも多くの方にも、お伝えしたいと、書かせていただくことにしました

 

私も、おりょー♪さんと同じく、「癌と暮らす日々」をおくったものの一人です

いのちが切実なとき、思うことは、ただひとつだと思います

 

でも、本当を言えば、

明日の命など、誰も知れないというのが

「今生きている人、全員!」のことなのだ

ということを、わたしたちは、ついつい忘れてしまいます

 

たまたま、自分の両親が、夫の母が、90歳を超えるまで生きているからといって、

私や夫や、こどもたちが、同じように生きられるという保証は、なにもありません

 

争っている場合ではない

不平不満とか言ってる場合ではない

いま、生きていることに感謝しよう

今日も笑顔ですごそう

 

おりょー♪さんの、今日のブログは、

「忘れてはいけない大切なこと」を、また思い出させてくれました

 

おりょー♪さん、

 

ありがとうございます

映画「レット・イット・ビー」

映画「レットイットビー」は、小学生の私が、家出してまで都会に見に出かけた映画でした

お年玉を握りしめ、当時は「汽車」と呼ばれていた特急列車に乗りこみました

汽車って、すごいですよね

いったい自分は、どんな老人なんだ???という気持ちになります

 

出かけた先の都市は、小1まで住んでいた街で、親戚もいる街

怖くはありませんでした

 

駅前ちかくのデパート?で、フイルム上映会?としてやっていたのだと記憶しています

会場では、ビートルズグッズもたくさん売られていました

 

ビートルズファンのなかで、小学生ひとりというのは、違和感たっぷりで、会場に着いてからの方が、ちょっぴり不安でした

でも、ビートルズ!を見るんだという興奮のほうが、ずっとずっと大きかったです

そして、観たのが、映画「レット・イット・ビー」でした

 

リンゴが、ジョンが、ポールが、そしてジョージが、そこにいました

有名なトゥイッケナム・スタジオです

「レットイットビー」をポールが歌う時、バックコーラスをいれるジョージの顔、そして着ていた赤いシャツと黒いベスト、今に至るまで記憶に残っています

 

そして、ルーフトップ(屋上)での突然のコーサートシーンも、ジョージのモコモコの毛皮のコートと赤いシャツ、それに明るいグリーンのパンツが忘れられません

私自身は解散直後のファンなのでビートルズ来日を見ていません

その私にとっての「生のビートルズ体験」は映画「レットイットビー」でした

 

あの日から、私の人生での「憧れの人」はずっとジョージです

50年たってもジョージです

更新!映画「レット・イット・ビー」の長大なフィルムから映画「ゲットバック」が生まれた!

イメージが変わります

解散は肯定的なものとなるかもしれません

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アルバム(LPレコード)「レット・イット・ビー」 とシングルレコード「レット・イット・ビー」

小学生の時に手に入れた自分にとってのお宝レコード、

LPとシングルについては、

以前、書いたものがありますので、よろしかったらどうぞ

 

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レットイットビーは、ビートルズの曲のなかで最も売れた曲だそうです

納得ですよね

 認知症に効果がある、年を取った脳を活性化させる「10歳から15歳の間に大好きだった曲」は私の場合はビートルズでした

もしも、10歳から15歳までの間に大好きだった曲を聴くと、認知症のひとたちにも、驚くような効果をもたらすのなら、

私は、ビートルズを聴くのが一番です!

10歳から15歳までという時期まで、ビンゴ!!!です

 

私の家族には、祖母、母、おば、と3人も認知症が続いています

自分が認知症にならないという保証など、どこにもありません

 

そして、認知症の母と暮らす毎日の中で、音楽に限定せず、

10歳から15歳のときの「記憶」がトリガー(ヒント)となって、

劇的に母の認知がよくなる瞬間!を、それこそ毎日見ています

 

これを活用しないのは、もったいなさすぎます

うつろなボーっとした母から、笑顔でイキイキと話し出す母への変身が

そういう「トリガー」を使うことで可能なんです

 

好きだったテレビ、

好きだった映画、

好きだった遊び、

好きだった趣味、

大好きだったことなら、なんでもオーケーだと思いますが、

 

「聴覚」というのが、五感の中でも、「さいごまで残るといわれている感覚」であることが、

「大好きだった音楽を聴く」ことの、重要ポイントだと思います

 

私の場合は、まずは、ビートルズの曲です

全ての曲が、効果があるとは残念ながら思えないため、

子どもであるとか、その時の介護者であるとかに託すために、

「大好きだった曲!のリスト」を作っておくことが、最重要ポイントです

 

私の場合の、「10歳から15歳までの大好きだった曲リスト(ビートルズ!)」は

こちらにまとめましたので、ご興味のある方はお読みくださいね

 

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ありがとうございます

もうすぐ60歳になりますが、それだけ生きていると、大好きだった曲も、たくさんありますよね

でも、その中で、「10歳から15歳まで」とか、「12歳から22歳まで」とか「20歳前後」とか、

認知症に効果があるとされた各研究の「期間」に合わせたリスト作りならば、ずいぶんと簡単です

 

しかも、

この期間に大好きだった曲を思い出す作業は、とてもとても楽しいものです

 

現在の自分も楽しく、

将来の年を取った自分も幸せな気持ちになり、

その時、介護してくれている人も、結果的にラクになる!なら、

 

もうこれは、「リスト」をつくらない理由はないと思っています

 

みなさんは、子供のころ、

どんな音楽がお好きでしたか?

ビートルズはお好きでしたか?

映画「レットイットビー」はご覧になりましたか?

 

音楽って、いいですよね

みなさんにも、年代から探す「大好きだった曲のかずかず」、

お勧めします

 

きっと、思いがけない「過去の思い出」に遭遇できますよ

私にとっては、懐かしくも楽しい経験でした

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました