あい青子「大好きだった曲」と「手離し服」で幸せを感じる「認知症の予防と介護」

認知症、障害、癌、介護といろいろあっても「幸せな気持ち」になれる「音楽」や「ファッション」や「脳科学」のヒントです 自分自身と家族のために書いていますが、一緒に楽しんでいただけたら、とてもとても嬉しいです

介護する人、介護される人、それぞれが「大好きなこと」もできますように

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認知症の母の介護をする私

大好きな母の介護でした

いわゆるマザコンですね

子供の頃から母のような人になりたかったけれど、

^_^

実際には、全く異なる大人に仕上がりました

^^;

ともあれ、

認知症の母と暮らすことは、私にとって幸せなことで、

母が喜んでくれるように最期まで自宅で介護したいというのが目標でした

母の希望どおり、延命治療も何もせず、

とても自然な形で最期の日を迎えることができました

その「たまたま」に感謝しています

自分を介護してもらうこと

母のように90代になった認知症の私!

という像を想定して、

いろいろ対策を練っていたのがこのブログです

ところが、

あろうことか、なんと60代前半で、

もう終了!なのか???

認知症の予防と対策が必要ないとしたら、

それはそれで喜ばしいことかもしれないけれど、

今の私に必要な介護ってなんなんだろう???

母から学んだこと

寿命というのは、それぞれの人にあるから、

抗わなくていい

自然でいい

無理やりな延命は苦しいだけ

けれど、

日々、痛いのは誰だって嫌

日々、哀しいのも誰だって嫌

ならば、

毎日が苦痛でないように痛みのコントロールが一番大切

つぎに、

最期の日まで、自分らしく楽しめる環境が大切

たくさんのことを、言葉ではなく、

身をもって教えてくれました

母の場合

自然の好きなひとでした

母と暮らすようになって、私は小さな花々が、ひとつひとつ可愛らしいことに驚きました

忙しい毎日に追われて、

子供たちと道端の花を楽しむこともない、

そんな子育て期間だったことを残念に思いました

母との時間は、ゆったりと流れ、

空の雲の移動を楽しみ、

鳥の囀りや、ときに威嚇の声も楽しみw

そして、四季の植物の移ろいも楽しみました

私の場合

家の中ではなく、外に一歩でも出ると、

空気の匂いや、お天気や、季節感や、

何もかもが自分をリフレッシュさせてくれることに気がつきました

何はなくとも、一歩でもドアの外にでることですね

どうしても無理なら、窓を開けて顔を出すだけでも違いますよね

母は、最期の1週間は車椅子でだったと思います

すぐに疲れてしまい、もう帰ると言った記憶があります

それでも、

そとの空気、風を楽しんでいた母の横顔が忘れられません

私も、母と同じように、

外の空気、外の匂いのあるところで、過ごせたならば嬉しいなあと思います

「たまたま」そうなれたら嬉しいなあ

母の趣味

なんといっても活字中毒のひとでした

認知症が進んでも本、雑誌を手放すことはありませんでした

一日中、何かを読んでいましたし、

飽きることなく幸せそうでした

私の趣味

ロックです ^_^

もうね、

格好をつけても仕方がないので、

開き直って、

本音の本音で大好きなものだけで

残りの人生を楽しみたいと思います

^_^

痛い時にマシになる曲

辛い時に元気になる曲

心が汚い時に清々しくなる曲 ^_^

たくさんの曲が、心の中にもうすでにありますw

こどもは、慣れたもので?

何も言わずとも、その時の私のムードに合わせて曲をかけてくれます

ほかの家族からは「お母さんのしもべ」と呼ばれています

ついに女王様になったのか、私???

子どもたちの場合

介護をおしつけたくはない

なのに、自宅で過ごしたいと希望している90代の父と難しい病気の私

わがままですね

子どもたちには、それぞれ大好きな世界があり、

それぞれにしたい仕事があり、

自由に生きてほしいと願っています

日本人としては少し変わった夫と私の元に生まれ、

それなりの苦労もしてきたはず

つねに、他の人と違うごとが当たり前の環境

どうしていいのか皆目わからない中で、あがきながら育ったのだろうなあと今、思い、

こんな記事を、ちょっと似てるよねと

子どもに見せたら、

ここまで変わってはいなかったけどね

^_^

と、笑っていました

news.j-wave.co.jp

我が家の子供も、夏休みが来ると、長い期間よその国の人さまのお家で過ごす生活でした

プライベートジェットのあるお家が、幸せ♪とは限らないということは、

わりと幼いうちから身をもって知ったのだと思います

逆に経済的には恵まれなくても、オタクとしてともに遊んでいた友達の思い出もたくさんあります

何も残してやれないけれど、

経験と体験だけはたくさんしてきたから、

たくましく生きていってほしいと、

願うのはそれだけです

ありがとうございます

これからの「計画」を立てようと思います

食べること(買い物、炊事、後片付け)

暮らすこと(お洗濯、アイロン、掃除を含む)

運動(今できるのは、足踏み!と散歩!)

寝ること

もちろん、ドクターと相談して、家族と相談してですね

家族全員の生活を支えてくれている夫には感謝あるのみですが、

障がいもある子供の具合も最近は、あまりよくないので、

子ども

子どもと、

「全員大人だから、自分のことは基本、自分でしよう♪」

という作戦しかないかなあと思っています

体の健康

心の健康

頭の健康

どれも大切だから、

よーく考えてみますね

全員にそれぞれの「大好きなこと」を少しでもする時間がありますように

 

みなさまは、

どんな介護をなさっていますか?

ご自分には、 

どんな介護をご希望ですか?

介護の希望も人それぞれ

正解なんてないし

好みはたくさんありますよね

希望通りにはいかなくとも、

こんなのがいいなあくらい、考えておくのもいいかもしれませんね

毎日が笑顔と笑いと感謝の気持ちに満ちたものでありますように

^_^

とてもいい季節ですね

今日も、いい一日をお過ごしくださいね