RECORD OF THE YEAR
Another Day In Paradise
SONG OF THE YEAR
From A Distance
1991年の私にとっての忘れられない1曲は、
前年の「ウインド・ビニース・マイ・ウィングス」(最優秀レコード賞)に続き、
この年、最優秀レコード賞にノミネートだったベット・ミドラーの「フロム・ア・ディスタンス」です
最優秀Song (作詞作曲) 賞 も、この曲でした
自分から、この曲を聴くことはなかったのですが、
車のラジオから、毎日、何度も、この曲は流れていました
God is watching us, God is watching us と繰り返す部分以外、
「歌詞」をちゃんと聞き取れていなかったののだなあと、今、「歌詞の意味」を見てきて思います
そうでした
アメリカは、「湾岸戦争」の最中でした
当時住んでいたアメリカのテレビでは、最新の兵器による夜の爆撃が、まるで花火のように
「美しい映像」として映し出されていました
アメリカの興奮がありました
私は、アメリカ人ではないし、爆撃の下に暮らす人々のことを思うと、
その巨大な花火のような映像を、ありふれた日常の生活の中で見ることすら、
罪のような気がしました
そんなときの、大ヒット曲だったんですね
何も意味も知らずに、聴いていました
愚かでした
この歌詞は、
ある意味、ジョン(レノン)の「イマジン」にも通じる部分もありますよね
ひとは同じだ、という想像力
ただ、視点が「God」「from a distance 」であるところが、決定的に異なります
今回も「歌詞」を知らないということは、曲の半分も知らないということなのだと痛感する1曲でした
反省
ALBUM OF THE YEAR
Back On The Block
この年の私にとってのアルバム賞は、ノミネートだった「ウィルソン・フィリップス」です
レコード賞の「フロム・ア・ディスタンス」と同様に、ラジオでいつもかかっていて、
その美しいハーモニーにひかれて、CDも買いました
好きな曲、思い出が蘇る曲がたくさんつまっている、まさに、自分にとっての「アルバム・オブ・ジ・イヤー」です
ウィルソン・フィリップス、コチラもどうぞ
BEST NEW ARTIST
Mariah Carey
最優秀新人賞は、間違いなく、マライア・キャリーでした
とんでもない才能の出現でしたよね
そして、ルックスも魅力的で、まさにスター誕生でした
どの曲も、ラジオでかかり
どの曲も、圧倒的な歌唱力で、
この年の新人賞、というより、歌姫の出現でしたよね
その後のマライア・キャリーについては、
そして大好きなバッドフィンガーの曲のカヴァーで
こちらも、お読みいただけると嬉しいです
ありがとうございます
子供の頃は、洋楽は「ラジオ」でしか聞けないものでした
そして、好きな曲の「レコード」をチマチマと買う喜び!
その後、ベストヒットUSAやMTVといった番組のおかげで、洋楽の映像も見られるようになりました
そして、アメリカに住むようになりました
車社会です
どこに行くにも車が必要でした
車といえば、ラジオ!
いやなつかしや
色んな種類の局があって、いろんな曲に巡り合いました
今回の3アーティストは、もう、ラジオで一日中かかっていた印象です
食
運
眠
ラジオには、どんな思い出がありますか?
今日もいい1日をお過ごしくださいね