感想 「シド・バレット 独りぼっちの狂気」を観た
コチラの映画です
ここからは
ネタバレもありますので、
ご覧になる予定のない方
気にしない方
もう観た方限定!でお願いします
ごく個人的な感想です
観て感じることは人それぞれですよね
- 哀しい(悲しい感情は抑えきれない)
- けれど、シド・バレットは不幸だったのか?それは別問題
- シド・バレットの心の中は本人にしか分からない(それは孤独死された方を「お可哀想に」と言うのと同じで、もしかしたら言ってる人より充実した幸せな人生だったかもしれない。そこは本人にしか分からない)
- 残された人の後悔 それは自分にとって「大切な人」にコンタクトをとらなかったこと 大切にしなかったこと
- 大切な人なのだと伝えたかったと元ガールフレンドも
- 大切な人がどう「反応」するかは問題ではない 自分が何もしなかったことが後悔となる
- 長年、寄り添った妹さんの言葉(薬物について)
Pink Floyd - The Piper at the Gates of Dawn を聴く
シド・バレットのこんなドキュメンタリーを観てしまったら
コレを聴きたくなりますよね
シドのいたピンク・フロイドです
アルバム「狂気」も
今、聴きかえすと何ともいえずいいですけれど
シド・バレットのいたアルバム「夜明けの口笛吹き」が
全く違った意味でいいです
どっぷりとピンクフロイドにつかります
このインタビュー
コチラです
監督と聞き手を務めたのは、ピンク・フロイドのアートワークを数多く手がけたアート集団、ヒプノシスのストーム・トーガソンと、彼が信頼する映像作家のロディ・ボガワ。インタビューには、ロジャー・ウォーターズ、デヴィッド・ギルモア、ニック・メイスンといったピンク・フロイドのメンバーをはじめ、シドの妹や同級生、恋人などシドの素顔をよく知る者たちや、ピート・タウンゼント(ザ・フー)、ジャーヴィス・コッカー、グレアム・コクソン(ブラー)、写真家のミック・ロックなど多彩な面々が出演。様々な視線を通してシド・バレットという謎めいた人物を浮かび上がらせていく。撮影中にストームが亡くなるという悲しみを乗り越えて、映画を作り上げたロディ・ボガワに話を訊いた。
とてもいいインタビューです
撮影中に癌で亡くなられてしまったストーム・トーガソンがシドとロジャー・ウォーターズと子供の頃からの友達だったことから
やはり、いい会話になったんでしょうね
インタビューも人間関係ですよね
そして 『炎〜あなたがここにいてほしい』(Wish You Were Here)というアルバムへ
シド・バレットに捧げたとも言われるアルバムですね
あまりに哀しくて
なんといっていいか混乱します
デヴィッド・ギルモアも含めて
学生の頃からの友達が「精神的にも物理的にもここにはいない」人になっていくのを見ているしかない悲しみと恐怖
やはり
何も言えません
「あなたがここにいてほしい」(Wish You Were Here)ピンク・フロイド
シドにはここにいてほしかったです
それだけ、ですよね
「クレイジー・ダイアモンド」 (Shine On You Crazy Diamond)ピンク・フロイド
この詞が哀しすぎます
苦しすぎます
最高に美しかったひと
最高に才能の塊だったひとへの叫びですよね
ピンク・フロイドを再び聴く
ココから始まりました
音楽は音がたいせつ
もちろんなのですが、
音だけではない「部分」もありますよね
歌詞
そこに込められた「思い」
そんなものを理解するには幼すぎる頃に聴いていました
今、何度もなんども聴きなおして
ピンク・フロイドの「凄さ」を知った思いがします
ありがとうございます
- 自ら望んで引退した人もたくさんいました
- 望んでいたのに引退できず苦しんだ人たちもたくさんいました
そして
- 望んでいたわけではないのに様々な理由で引退しなければならなかった人たちもたくさんいました
人生ですよね
シドという人の人生をすこしだけ見せてもらいました
実家に帰って過ごした日々
面倒をみた妹さん
シドではなく、素のままのロジャーとして生きた日々
みなさまは、シドに会いに出かけられますか?
今日という日は二度と帰らない今日という日なんですよね
いい一日をお過ごしくださいね
そして
今夜のNHK,ビートルズもおわすれなく
更新 2024.05.18
初回でいきなりビートルズだけでなくピンク・フロイドも出てきて驚きました
駆け足での紹介でしたが、いい番組ですよね
感謝です