今回は、幸せを感じる助けあいの輪ですよ
みなさんの身近には、お年寄りや、障害のある方や、病気や怪我のかたは、いらっしゃいませんか?
どんな風に、接していらっしゃいますか?
家族やわたし本人が、病気、障害、けが、老人という経験をしていて、一番かなしいのは、
おかわいそう
おきのどくと、
つきはなされる口調で言われる、そんな言葉かもしれません
ちっとも可哀想なんかじゃないよ
毎日、小さな幸せを感じながら生きてるんだよと
生意気なわたしは思ってしまいます
以前のドラマの流行語かなにかに、同情はいらない金をくれ!みたいなのがありましたが、
金をくれ!はともかくとして、見下すように同情されて、嬉しいひとなどいるでしょうか
横に並んで人に寄り添うことと、上から目線の同情は、まったく異なるものですよね
ひとは自分が苦しいとき、つい、ほかのひとと比較することで、自分の苦しみを
棚上げ?したくなるのだと思いませんか
あの人に比べれば、わたしの方が幸せ
あのひとは、わたしより可哀想なひと
そういう視線は、相手を傷つけるだけでなく、苦しい自分、自分の苦しい心も、本質的には、解決してくれません
ひとって、もっと、温かいものですよね
笑ったり、微笑んだり、ふれあったり、助けあったり、もっともっと暖かいものですよね
照れくさいから、なかなか、できないけれど、困っていそうなひとに、なにかお手伝いできることはありませんか?と声をかけたり
忙しくて、ついつい忘れていた遠くで 1人で暮らしている家族に電話をかけたり
心の悲鳴をあげている大切なひとの 手伝いをしたり
ボランティアをしたり
そういう、ひとに寄り添う行動って、よく言われる通り、自分が幸せな気持ちにさせてもらっているんですよね
お声かけして、ありがとうと言われて、本当に嬉しい
電話して、喜ばれて、自分のほうが嬉しくなってしまった
手伝いをしたら、相手の顔がほころんで、こちらまでハッピーな気持ち
相手より、自分のほうが、幸せな気持ちをもらってるという事実
すてきな人の輪ですよね
また、いっぽう、なかなか周りのひとには理解してもらえない、当人だけの苦しさやツラさを話しあえる仲間もいますね
同じ病気の仲間
同じ怪我の仲間
同じ障害の仲間
同じお年寄りの仲間
同じ介護の仲間
そうそう、支え合って、少しずつでも幸せを感じあえると嬉しいですよね
上の方から下にむかって、お可哀想に、おきのどく、ではなくて、
横によりそって、幸せな気持ちをあげたり、もらったり
今、介護という機会に恵まれて、本当に毎日、幸せを感じるんですよ
それは、家族がいて、ご近所の方たちがいて、病院の方々がいて、薬局のかたもいて、ケアマネージャーさんがいて、リハビリの先生がいて、デイサービスの方たちもいて、ヘルプしてくださる方たちがいて、声をかけてくれるお店の方々もいて、わざわざ会いにきてくれる友達もいる
みんなに助けられて、みんなで笑って
それは幸せな時間だと思うんです
わたしは、かなり、ひとに 助けて!と頼むのが下手なひとです
ひとに、ちゃんと教えてもらうのも
苦手なひとです
仙人みたいに、自然の中で、ひとりで暮らせたらラクなのに、なんて妄想するようなタイプです
そんな私でも、否応なく、たくさんの人たちに、毎日、助けていただきながら、幸せな気持ちをもらいながら生きていける
介護の輪って、ひとの輪って、すごいなあと思います
もしも、あなたが、満たされない思いを抱えて生きているなら、
同じ苦しみの仲間の輪や、助けあいの輪に、入ってみるのもアリかもしれませんね
ひとって暖かい
ひとって面白い
ひとって、お互いに幸せな気持ちを、あげたり、もらったりする関係だったんだね
そんな一歩を
今日は踏み出してみませんか?
毎日が感謝、みんなに感謝の日々は、幸せな気持ちにあふれていますよ
声をかけてもらえたら、嬉しいです