あい青子の「大好きだった曲」と「服」で幸せを感じる「認知症の予防と介護」

認知症、障害、癌、介護といろいろあっても「幸せな気持ち」になれる「音楽」や「ファッション」のヒントです 自分自身と家族のために書いていますが、一緒に楽しんでいただけたら、とてもとても嬉しいです

コートの手離し/「やさしく歌って」Killing Me Softly with His Song - ロバータ・フラックRoberta Flack 1973年→映画「アバウト・ア・ボーイ」2002年

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今日の「認知症の予防と対策」の一曲は、ロバータ・フラックの「やさしく歌って」です

この曲も、タイトルや、アーティスト名は知らなくても、

ひとたび聴けば、みなさん、ああ!この曲!と思い出す曲ではないでしょうか

 

私にとっては、認知症になったとき、

キゲンの悪い時に聴かせてくれたなら、しみじみと優しい気持ちで、落ち着きそうな

そんな曲です

 

まずはコートの手離しから

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もともと日本では、あまり、明るい色やクッキリした色を着ている人は少数派なのですが、

これが冬になると、真黒、グレー軍団!になってしまいますよね

そう、コートのせいなんです

 

コートって、ほかの服に比べると高額だから、たくさんは買えないし、

第一、クローゼットを占領する嵩があるので、たくさんは無理

 

すると、少ない数でオールマイティーに活用できるように、黒、グレー、紺色といったところに落ち着いてしまいますよね

 

結果、おもーい暗い色の大集団と化します

 

私自身は、中に着る服が「まっくろくろすけ」のことが多かったので、ここにコートも黒にすると、いや、お葬式ですから

 

そんなわけで、手持ちのコートは安いものでいいから、色物を着たい!黒の服にあわせて元気の出る色物を着たい!という時期がありました

 

そんなコートたちなのですが、

介護の生活で、「中に着ている服」自体も、黒ではなく「元気な色」を着たくなりまして

しかも、似合う元気が出る色というのが、結構、「つよ~い色」でして

そこに、さらに色物のコートを羽織ったら、

昔懐かしい昭和のチンドン屋さんだよ♪

となって、コートはおとなしいものを着るように方向転換しました

 

毎日の服がマックロクロスケだった頃に外出時のスパイスになってくれた、元気の素のコートたちに感謝です

 

ロバータ・フラックの「やさしく歌って」

さて、この曲との出会いも、ラジオです

ビートルズにハマっていた小学生も、我を忘れてうっとりとした優しい歌です

 

そして、テレビのコマーシャルでも、いつも流れましたよね

そうそう、ネスカフェだったんですね

ロバータ・フラックのオリジナルではなく、カバーだったそうです

コーヒーのひとときのイメージにぴったりな、素敵な選曲でしたよね

 

そのうちに、プログレッシブロックのイエスと出会い、ハードロックにのめりこみ、

この優しい曲のことも忘れていました

そんなある日、でてきたのが、あの映画です

タイトルを忘れていたので調べてきました、「アバウト・ア・ボーイ」です

 

映画 「アバウト・ア・ボーイ」

2002年の映画、ヒュー・グラントがでていましたよね

なんと、「やさしく歌って」という曲との最初の出会いから30年近く?たっていました

でも、こんな風な使われ方で再会するとは!!!

 

最初の出会いのときは、原題の「Killing Me Softly with His Song」の意味なんてわかるはずもなかったんです

でもね、いや、この歌詞を小学生が歌ったら、変だよ、まずいよ、完全に

 

というのが、この映画でもあります

 

この映画の主人公ともいえる少年

こぶとりで、なんとも味わいのある少年なんですが、いや、これまた驚いた!

現在の姿を見て、時の流れを感じました、ニコラス・ホルト君は190㎝の長身のイケメンに育っていたんですね

映画から、さらに20年近い時がたっているわけです

年をとるはずだよ、ね

 

我が家の子供によると、ニコラス君は、私が観ていないだけで「X-MEN」ほか色々映画に出ていたそうです

う~ん、映画が観たいです

 

Killing Me Softly with His Songというタイトルの由来に驚く

ウィキペディアに、こうありました

女性シンガーのロリ・リーバーマンが、当時まだ無名だったドン・マクリーン[5]が歌う"Empty Chairs"という曲をロサンゼルスのクラブで聴いて感銘を受け、"Killing Me Softly With His Blues"という詩を書いた。これを元に作詞家のギンベルと作曲家のフォックスが曲に仕上げた。

 

ドン・マクリーンだよ!無名だったドン・マクリーンだよ! 

歌詞に出てくる、心酔するような歌をうたう「若い男の子」こそが、あのドン・マクリーンだったんですね

 

「アメリカン・パイ」の歌のことを書いたばかりで、こういうつながりに驚きました

ドン・マクリーンの歌詞についての記事は、よろしかったら、こちらです↓

 

手離し靴/「アメリカン・パイ(American Pie)」ドン・マクリーン(Don McLean) 1971年の歌詞と、ジョージ・ハリスンを失った日 - あい青子の「大好きだった曲」と「服」で幸せを感じる「認知症の予防と介護」

 

 

 

映画って、いいなあ

認知症対策の「大好きだった曲」集めに、わざわざ「映画(音楽)のリスト」というカテゴリーを作ったくらい、映画が大好きでした

過去形にしたのは、最近は時間がなさ過ぎて、映画をテレビやビデオでしか観ていないから、

本当は、今も映画が大好きです

 

そして、

ロバータ・フラックの「やさしく歌って」が、自分からするっと出てこなかったように、

映画「アバウト・ア・ボーイ」の内容も、ヒントなしには思い出せなくなっていました

強烈な印象の陰の主役の少年と、そのまた強烈なお母さん(やさしく歌ってが好き)と、この親子に巻き込まれていくヒュー・グラントの3人だけしか思い出せない

 

でも、便利な時代ですね

ネットをさがせば、いくらでもヒントがある

ヒントがあれば、するすると「あふれる記憶」が脳の奥底からでてきます

なんて幸せな時代でしょう

これを認知症に使わないなんて、もったいなさすぎて涙が出ます

 

ありがとうございます

若い時って、勘違いしがちだけれど、

「悩みのない幸せな人」なんて存在しないですよね

(悩むべきことがないこと、その存在の軽さこそが悩み、というのが、この映画のヒューグラントの役?)

そう、完璧な人間なんていないし、いても、面白くなさそうですよね

 

そんな当たり前のことが、さらっと描かれているのが、映画「アバウト・ア・ボーイ」で、

出てくる人、でてくるひとが、みんなアレレ?で、

しかも愛おしい

 

ちっとも、うまくなんか行かないんだけれど、

でも、生きるって、そう悪くないよね♪というところが、

また、なんともいいんですよね

 

私たち夫婦も、あのお母さんほどではないにしろ奇人変人で、子供たちの社会生活上、迷惑かけたかもね?という部分もあるし、

私は、ヒュー・グラントのように、ちっとも自分のマズい部分を自覚していないというお気楽な部分もあるし、

なにより、男の子の、「助けて~~~」という心の中の叫び声が、そして、それを声にだせたことが、

ひとっていいよね、というつながりに発展していって、

いや、いい映画でした

「やさしく歌って」の使い方が、最高!です

 

ロバータ・フラックの「やさしく歌って」はお好きでしたか?

ネスカフェのCMは、覚えていますか?

映画「アバウト・ア・ボーイ」は、ご覧になりましたか?

 

 

今日もいい一日をお過ごしくださいね