あい青子「大好きだった曲」と「手離し服」で幸せを感じる「認知症の予防と介護」

認知症、障害、癌、介護といろいろあっても「幸せな気持ち」になれる「音楽」や「ファッション」や「脳科学」のヒントです 自分自身と家族のために書いていますが、一緒に楽しんでいただけたら、とてもとても嬉しいです

ビートルズ「Dig A Pony」 / 「ブレイン・ルール 健康な脳が最強の資産である 」ジョン メディナ博士著/ アルツハイマー病の(今わかっている)すべてを語ろう(第6章)

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ビートルズDig A Pony レットイットビー

www.youtube.com

Dig A Pony (Remastered 2009) - YouTube

アルバム「Let It Be」

2曲目です

この一曲としては、私の中では成立していなくて、

全てアルバムの流れの中で、なくてはならない曲だなあと感じます

アルバムって、そんな感じがしませんか?

^_^

「ブレイン・ルール 健康な脳が最強の資産である 」ジョン メディナ博士

50代、60代になると、

関心事が、子どもの問題から、親の問題に変化してくる方が多くありませんか?

身近に、認知症の方もいらっしゃいませんか?

我が家には90代のじいちゃんと、認知症のばあちゃんがいます

^_^

 

さて、

「ブレイン・ルール」という科学的に証明された脳トレの本は、人間の脳の発達と精神障害を専門とするジョン・メディナ博士が書いたものですが、

 

ひとこと、

素晴らしい本です

 

この本を片手に、これからの人生を歩いていきたいほど

^_^

 

前回のゲーム「ニューロレーサー」

この週末に、私もなんとかチャレンジしますね

 

今回は、いよいよ「アルツハイマー病」に関してです

「認知症」の大半を占めるといわれる「アルツハイマー病」ですが、

予防法も、治療法も、まだ分かっていません

 

とはいえ、

「認知症」のなかには、アルツハイマー病以外にも、たくさんの種類があって、それぞれに症状も異なります

 

我が家の認知症のばあちゃんは、3つの異なる「診断名」を、それぞれの地域の病院で受けています

それくらい、専門医にとってもアルツハイマーを主とする認知症の診断は難しいのだと思います

 

認知症と介護についての記事です

https://www.aiaoko.com/entry/ryouhou_iroiro

 

「 好きだった服」と「似合う服」

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以前、載せた赤と黒の服です

今も昔も、赤と黒が大好きです

家族に「似合う」と言われます

(茶色を着ると「汚いよ」と言われます)

 

問題は形です

3点ともにトップスの丈が短いんです

 

若い時には、自分ならではの体形も吹き飛ばすようなチカラをもっていますが、

歳を重ねると、自分ならではの体形に寄り添うほうが、ずっと素敵にみえると思いませんか?

 

私には、トップスの丈は、短いより、長めのほうが似合うよ

 

ということで、感謝の気持ちをこめて、さようならの手離しです

 

「わたしはアルツハイマー病になったのか?」と疑う前に、探すべき10の兆候

もうね、怖すぎるタイトルなんですよね

ドキドキしながら読みましたよ

ご興味のある方は、本で読んでくださいね

 

一番覚えておこうと思ったことは、夫と子供たちに伝えたことは、

「いつ、それを障害として認めるべきか」というところです

 

「身近な人が、あなたの変化に気づき始める」とき、

ごまかそうとしても、ごまかせなくなった時、

 

プライドも、哀しみも捨てて、病院に行こう!!!

ということです

 

我が家の認知症のばあちゃんが、初めて病院に私と行ったのは、もう10年以上前のことです

1日に何度も、ゴソゴソとハンドバッグやお財布の中を確認していました

とても不安そうでした

異様な光景でした

 

その話を、子供のママ友にしたところ、認知症のお母さんをもつ彼女から、なるべく早く病院に行くほうがいいよとアドバイスをもらいました

その当時(今も?)、認知症の薬は、初期の方が進行を遅らせるのに効くといわれていたためかもしれません

 

母は、明らかに娘から見て「変化」していました

でも、なんと言って病院に連れて行けばいいの???

 

私は生まれた時から短期記憶に問題があります

それを理由にしました

「私もお母さんも、脳に問題がないかどうか、一緒に調べてもらおう!」と、ふたりで病院に向かいました

 

結論を先に言うと、私も母も、異常なしという結果でした 泣

薬も出してもらえませんでした

母は、明らかにおかしくなっていたのに

私も、子供の頃から苦しんでいるのに (ただし、何もしてもらえないのは分かっています)

 

今回、本を読んで知ったこと

  • 明らかに認知症の脳でも、症状の出ない人もいる (え?!)
  • 明らかに認知症の症状なのに、脳の異常が認められない場合もある(え?!)

わけがわからないですよね

 

それくらい、脳の問題というのは、複雑で難しいということでしょう

 

その後、母は、道に迷ったり、

たくさん作ったおかずを、出し忘れてばかりだったり、

水道の蛇口を止めず、ガスの火を点けっぱなしにするということが増えてきて、

 

ついに、

別の病気での入院時に、徘徊、せん妄、暴言を繰り返し、認知症と診断されました

 

認知症と似た症状の出るほかの病気だと診断をうけていた過去の経歴もあり、

認知症!とはっきり診断されるまでの、長い道のりでした

 

認知症とわかって、一番いいのは、

個人を、注意したり、怒ったり、しなくてよくなることです

病気のせいなのだから、叱っても意味がありません

できないことは、できない

責めても、感情をこじらせるだけです

 

ありがとうございます

たまたま、夕べ、テレビで映画「ぼけますから、よろしくお願いします」を観ました

アルツハイマーのお母さんと高齢のお父さんを、監督として娘として撮影したドキュメンタリーです

 

ご両親と娘さんの姿が、自分たち家族にも重なり、そうだよな、そうだよねと思いながら観ました

 

アルツハイマーは、最も人的にも、金銭的にも、負担の大きな病だそうです

 

それなのに、予防法も、治療法も、まだない

 

本人が一番苦しいし、

もちろん、家族も苦しい

温厚で知的なお父様が、死ねと怒鳴ったシーンに、我が家の子供も泣きそうになっていました

 

かくなるうえは、

病気自体は治らなくても、認知症の方たちの毎日の生活が「幸せに感じる」ものにしたい

そのことで、家族や、介護してくれる方たちの「負担」が減らせるようにしたい

 

ますます、そんな思いが強くなりました

 

具体的には、「パーソナルソング」や「音楽療法」を

家庭でも、病院でも、老人施設でも、つかえるようにしたい

と、思っています

 

認知症が進み、自分が大好きだった曲も伝えられなくなる前に、

せめて、近親者に「10歳から20歳前後の時、大好きだった曲」を伝えておきませんか?

https://www.aiaoko.com/entry/ninti_sho_songrist

自分がそうならないなんて誰にも言えません

そうなった時に、涙が出るほど幸せな気持ちにしてくれるのは、「その曲」となるかもしれませんよね

 

わたしには、荒れる心を和らげてくれる曲があります

落ち込む心を元気づけてくれる曲もあります

 

みなさんにも、

そんな大好きな曲がありますか?

認知症のかたは、身近にいらっしゃいますか?

自分のため、子供世代のため、親世代のために、してみませんか?

 

 

今日もいい1日をお過ごしくださいね